「兎に角面白い。観ながら泣いています」――カンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00~)で与党幹事長・星野鷹臣を演じる坂東彌十郎が、物語の魅力を語った。きょう11日放送の第4話からは、野呂佳代演じるあかりの都知事選をめぐる物語が第二幕へ突入する。

  • 坂東彌十郎

    坂東彌十郎

同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木華)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間を描く。

前回放送された第3話では、認知症を患い、施設で暮らす先代ママ・とし子(木野花)の“帰る場所”を守るために奔走する、あかりの姿が描かれた。ラストでは、あかりが「私に生きる理由をください」と都知事選への出馬を決意。「自分のまま明るい方に向かえる世界」を目指し、茉莉とともに大きな一歩を踏み出した。

同話はTVerで総合ランキング1位を獲得。X(Twitter)では、“明るい方へ”進もうとする2人に、「そうだよ、きれいなことを語らなきゃ、世界は良くならない」「どんなふうになってもありのままで生きていける社会、それを目指すことはきれいなこと」など、共感の声が相次いだ。

きょう放送の第4話から、物語は第二幕へ突入。ついに都知事選への立候補を決意したあかりだったが、地盤も知名度もなく、政治経験もまったくない無名の新人には課題が山積み。あかりは一から政治を学ぶことになり、大量の本や資料と格闘しながら猛勉強を始める。

一方、茉莉は、無名のあかりを選挙戦のトップに押し上げるための秘策を思いつく。それは、茉莉が“選挙の天才”とあがめる五十嵐隼人(岩谷健司)をチームに迎えること。五十嵐はかつて、ある政治家に仕えた元秘書で、選挙参謀としての腕は折り紙つき。選挙を仕切らせれば負け知らずで、2年前にも市長選で無名の新人候補を圧勝に導いた人物だった。しかし、ある出来事をきっかけに失脚し、政界から姿を消していた。

同じ頃、民政党では、幹部らの思惑が交錯する中、公認候補が流星(松下洸平)ひとりに絞られる。だが流星は、都連会長の葛巻仁志(堀部圭亮)から直々に要請されたにもかかわらず、「国政を降りる気はありません」と出馬を固辞する。

そんなある日、茉莉のもとに東西新聞記者・雨宮楓(三浦透子)から連絡が入る。捜索を頼んでいた五十嵐が見つかったという。

放送を前に、茉莉の父で与党民政党の幹事長・星野鷹臣を演じる坂東彌十郎が、ここまでの放送を振り返り、「出演している自分で言うのもなんですが、兎に角面白い。観ながら泣いています」と明かした。

さらに坂東は、本作について「一人一人の過去、人生、それに関わる人それぞれが集まって政治がある。まさに一つ一つの星が銀河を形成しているということが身に染みます」と表現。今後の展開に向けて、「私自身が、これから鷹臣が何処へ向かって行くのか、とても楽しみです。茉莉との親子関係も含めて目が離せませんね」と期待を寄せている。

【編集部MEMO】
坂東彌十郎は、1956年5月10日生まれ、東京都出身の歌舞伎俳優。1973年に初舞台を踏み、以降、歌舞伎の舞台で幅広い役柄を演じてきた。近年は映像作品にも活動の場を広げ、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では北条時政役を演じ、大きな注目を集めた。今クールは『銀河の一票』のほか、『夫婦別姓刑事』『風、薫る』にも出演している。

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