毎週火曜深夜に放送中の日本テレビ系バラエティ番組『上田と女がDEEPに吠える夜』が、初のゴールデンタイム進出。きょう1日(21:00~)の放送では、「産後うつ」ブロックに、木村多江、土屋アンナ、大山加奈、丸山桂里奈、高橋ユウが出演。10人に1人が経験するとも言われる、出産後の母親が発症しやすい「産後うつ」をテーマに、上田晋也、大久保佳代子、いとうあさこ、シソンヌの長谷川忍とともに語り合う。

  • 木村多江

    木村多江

産後うつは、産後数週間から数カ月の間に発症するうつ症状のことで、主な症状としては、気持ちの落ち込み、やる気がなくなる、自分を強く責めてしまう、子どもをかわいいと思えない、死にたい、消えたいという気持ちを抱くとされる。こうした症状が生活に支障が出る程度で2週間以上続くと、産後うつといわれる可能性が高く、ホルモンバランスの影響や育児ストレスなどが主な原因とされている。

木村も、出産後にメンタルの不調を経験したという。出産のためにドラマ撮影を中断させてしまったことや、子育てのプレッシャーから、自分を責めるようになってしまったと振り返る。

「出産して撮影に戻るためにダイエットしなきゃいけなかったので、母乳が出なくなって、髪の毛もすごく抜けちゃったりして。母乳をあげたいのに出ない。『母親失格なんじゃないの』という感じになって…」と、当時の苦しみを明かす。

木村の言葉に、高橋も「母親失格って思っちゃうの、すごく分かる」と共感。退院後の授乳中、赤ちゃんが泣き続ける中で母親から「母乳が足りひんのちゃう?」と言われたことを振り返り、「母は何の悪気もないんですけど、その一言もめちゃめちゃ傷つく。『この子のこと育ててあげられない』と自己嫌悪に陥っちゃう」と語る。

長谷川も、出産した妻のメンタルの変化を感じ、夫としてどう振る舞うべきだったのかと回顧。土屋は「手伝ってもらうと『私ができてないって言いたいの?』と思ってしまう」と妻側の気持ちを代弁する。高橋も、物理的には助かっていても情緒不安定な時期には「本当にこのまま子どもが連れていかれちゃうかもしれない」という強迫観念のようなものがあると説明。木村も「動物っぽくなるんだよね、産後って。『自分が守る』っていう気持ちがすごく強くなっちゃう」と、産後メンタルの特徴を明かす。

元バレーボール女子日本代表の大山は、双子を出産。育児に追われ、イライラと落ち込みがひどかったといい、「双子なので、2人同時に寝かせるのに命懸け。じゃないと自分がトイレにも行けないし、ご飯も食べられないので。やっと2人が寝たタイミングで愛犬が吠える。それに対して怒ってしまうことが何度もあった」と打ち明ける。

周囲の言葉にも敏感になり、何げない一言に傷ついて泣いてしまうこともあったという。大山は「母親って褒めてもらえないし、できて当たり前、やって当たり前。でも父親はちょっとおむつを替えると“イクメン”とか言われて…」と吐露。高橋や木村も「浴室で涙が止まらなかった」「夜中に泣きながら外を歩いた」と共感する。

さらに、「赤ちゃんが心配で寝られない」「夫に任せるのが怖くて気分転換に出かけることもできない」など、周囲に気付かれにくい産後ママの悩みが次々と飛び出す。

木村は「子育ては、赤ちゃんも0歳なら私たちもお母さんとして0歳。できなくて当然だから」と語り、家族や知人に頼るだけでなく、各自治体が提供する子育て支援の活用をすすめる。土屋も「妊娠すると『おめでとう』ってハッピーなことしか言われない。でもみんなが『大変なんだよ、つらいんだよ、痛いんだよ、でもだから幸せなんだよ』というのを共有しておくべき」と訴え、産後うつに苦しむ母親のために社会に何ができるかを考えていく。

【編集部MEMO】
『上田と女がDEEPに吠える夜』は、社会のリアルに迫る“大人のためのトークバラエティ”。これまで「買い物依存」「女性アスリートとハラスメント」「女性アナウンサーのリアル」など、身近でありながら語られにくいテーマを扱ってきた。初のゴールデン2時間SPとなる今回は、「産後うつ」「女性政治家のリアル」「ルッキズム」をテーマに、出演者たちが本音で語り合う。

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