野呂佳代が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00~)で挑むスナックママ役への思いを語った。今作で10クール連続のドラマ出演となる野呂だが、黒木華のバディ役という大役に「緊張に負けそうな日が何度もあった」と告白。そんな野呂を支えたのは、主演・黒木の存在だったという。

  • 野呂佳代

    野呂佳代

同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけにすべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間を描く。

前回放送された第2話では、あかりが10年前に「スナックとし子」で働くことになったいきさつが明らかに。SNSでは、あかりやとし子(木野花)らが紡ぐ“言葉”に大きな反響が寄せられた。

きょう4日に放送される第3話では、あかりがとし子のために守り続けてきたスナックが存続の危機に陥る。そんな中、あかりを救おうと奔走する茉莉は、とし子があかりに言えずにいた“本当の気持ち”を知ることになる。

スナックママ役が“ハマリ役”と注目を集める野呂は「ここまでの大役は経験したことがなく、最初は何から手をつけたらいいか分かりませんでした。初めてご一緒する方ばかりで、とにかくチームに迷惑をかけてはいけない、と。緊張に負けそうな日が何度もありました」と振り返る。

そんな野呂を支えたのが、主演の黒木だったという。「それを察して和らげてくれたのが黒木さんでした。初めてのことばかりで戸惑う私を、置いてけぼりにしないよう気にかけてくれて。そのおかげで、私も早くなじもうという気持ちになることができました。今では『黒木さんじゃなかったらどうなっていただろう』と思うくらい、本当に支えられています」と、バディ役ならではの信頼感をのぞかせた。

また、印象に残っている撮影については「第1話の屋上のシーンが一番記憶に残っています。冬の寒い夜に、何時間もかけて撮影した一番大変なシーンでしたが、キャスト・スタッフともに同じ気持ちだったので、すごく達成感がありました」とコメント。「私はスナックのシーンが大好きです。パワフルなとし子ママと、楽しいお客さん。役者さんたちが作り出す、まるで実在するスナックと常連客のような雰囲気に、現場で思わず感動してしまいました」と語った。

第3話では、あかりが大きな決断を下す。野呂は「政治に疎いスナックのママが、どういう風に説得されて出馬を決意するのか…。そこまでの過程に何十話分くらいの出来事や気持ちの変化が詰まっていますが、第3話であかりは大きな決断をします」と見どころを紹介。

さらに、「希望をもっていても、どうにもならないときってあるじゃないですか。でも、どうにもならないからといって、諦めている場合じゃないときもあるじゃないですか。信じられないけど、何かを信じないといけない。前向きに考えて、歩き出さなくちゃいけない。生きていたらそんなこといっぱいあると思うんです」と力を込める。

そして、「だけど、自分一人で抱え込まなくてよくて、誰かが解決してくれることもあるから、周りを頼ってもよくて。このドラマを見て、“そんな生き方もあるんだ”と知ってもらって、“明日も元気に頑張ろう”と思ってもらえたらうれしいです」と視聴者へメッセージを送った。

【編集部MEMO】
野呂佳代は、佐野亜裕美氏プロデュースの今作に出演することについて、「佐野さんには、最初に私がやらなかったら“キャラクターを変える”とおっしゃっていただいて、今までに感じたことのないうれしさがありました。自分がこんな素晴らしい環境で仕事をさせてもらっているんだなって、日々ふっと実感して、泣きそうになる時があります」と語っている。