タレントの伊集院光が、4月28日に放送されたテレビ東京のバラエティ番組『あちこちオードリー』(毎週火曜24:30~)にゲスト出演し、中島みゆきのラジオでのトークを絶賛した。
中島みゆきは「“歌”と“人の反応”をうまく編んでる」
中島の深夜ラジオ時代の放送を改めて聴く機会があった伊集院は、その語り口の巧みさに驚いたとのこと。「中島みゆきさん何がすごいかって、ハガキを読みながら『寒くなってきましたね』なんてそのまま読むわけよね。『北海道だから私たちより先に寒いんだよね』なんて、いない人とずっと会話をしてる」と、ラジオブースにいないリスナーと対話しているかのような進行を指摘した。
続けて、「“読んでるな”と“自分でしゃべってるな”は、ほぼ変わらないんだけど。距離感がすごい」と語り、「ハガキ書いてくれた人・自分・リスナー、この3つを1人で自由自在に行ってる」と舌を巻いたという。「学生の時に中島みゆきってすごい面白いと思ったけど、『これだったんだこの人』って」と分析。これに対して、オードリーの若林正恭も、「僕、歌のこと全然わかんないですけど、中島みゆきさんの歌って、その三角がちょっとある感じしますよね」と同調した。
さらに伊集院は、「ずっと、しびれ続けてる言葉があって」と切り出し、あるインタビューで「『ファイト!』はラジオのハガキからできた曲なんですよね」という質問に対して、中島が笑みを交えて、「作詞もラジオも、そんなに簡単じゃないですよ」と答えたことを紹介。
この言葉について、伊集院は、「ラジオに来たハガキをそのまま歌にしたら『みんなの心を打ちました』みたいなことはない。そういうものを選んで読んだら『ラジオのリスナーも喜んでくれました』もない。中島みゆきさんは“歌”と“人の反応”をうまく編んでる」と代表曲「糸」と絡めて称賛していた。
【編集部MEMO】
中島みゆきは、「時代」「空と君のあいだに」「ファイト!」「糸」「地上の星」など数々のヒット曲で知られるシンガーソングライター。1979年4月から1987年3月まで放送されたニッポン放送『中島みゆきのオールナイトニッポン』は、歌唱の姿とは異なる軽快なトークが人気を集め、深夜ラジオの看板番組となった。
