世界的に地震が多い国として知られる日本。ある程度の慣れや避難の知識はあっても、いざ揺れたとき、その場所の環境によって取るべき行動は大きく変わってきます。

Xでは、バリ島で暮らす「アマットル・キナ│バリ島×漫画家(@ama_kina)」さんが投稿した体験談が注目を集めました。

地震が来ても逃げない日本人が、バリ島に住んだ結果
(@ama_kinaより引用)

  • (@ama_kinaより引用)

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きっかけは、シンガポール人のSさんのこんな話でした。

以前、マレーシアのフードコートで地震が起きたとき、その場にいた人たちは一目散に避難。しかし振り返ると、日本人だけがその場に残って食事を続けていたそうで、その光景は“面白い話”として語られました。

  • (@ama_kinaより引用)

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同じ日本人のアマットル・キナさんも逃げないのかと尋ねるSさん。するとキナさんのインドネシア人である相棒、ブッティさんが「ボケーとして逃げなかったよ」とキナさんの様子を振り返ります。

日本では、まず机の下に身を隠す避難訓練が根付いているため、揺れた瞬間にすぐに逃げる習慣がないと説明するキナさん。

けれど、その感覚はある出来事で大きく変わったそう。

  • (@ama_kinaより引用)

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それはバリ島で家が建てられていく様子を見たときのこと。

細い柱の主筋、限界まで薄い階段、ブロックを積み上げただけのような壁、そしてなぜか斜めになっている外壁。

日本の強固な構造を見慣れている目には、どれも頼りなく映りそうです。

  • (@ama_kinaより引用)

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「この建物、地震が来たら崩れるかもしれない」。そう実感してから、キナさんは少しの揺れでもすぐに逃げるようになったといいます。

日本では建物の多くが耐震構造で守られていますが、海外ではそうとは限りません。同じ“地震”でも、前提となる安全性がまったく違うという現実に気づかされますよね。

この投稿は大きな反響を呼び、7.4万件のいいねを記録(4月27日時点)。「地震で逃げる習慣なのは、元々建物の構造を知ってたからなんですかね」「旅先で柱にもたれたらジェンガみたいにヌルッと抜けたときはビビったよ」「日本人あるあるすぎるww バリで地震来たらやっぱり逃げた方が安全かも!」「ほんまこれやな日本人、日本の建物の耐震性が高すぎて感覚麻痺してる」など、数々のコメントも寄せられました。

投稿主さんに聞いてみた

今回は投稿主のアマットル・キナさんに、より詳細な現地情報をうかがってみました。

── バリ島の地震では、建物の軋む音など日本との違いを感じますか?

日本の建物は耐震構造がしっかりしている分、揺れたときに「ギシギシ」といった軋む音がしても、ある程度コントロールされている感があります。

一方でバリ島の建物は、構造や建材の違いもあり、揺れた際の音がよりダイレクトに伝わる印象でした。

軋みというよりも、「ガタガタ」「ミシッ」といった不規則な音が響くことがあり、不安になりますね。

また、そもそも建物の作り自体が日本ほど均一ではないため、揺れ方や音の出方にも個体差があるように感じます。

こうした違いから、同じ地震でも体感的な怖さは日本とは異なるものがあります。



── バリ島と日本の文化の違いで、特に印象深かったものが他にあれば教えていただけますか?

バリ島ではヒンドゥー教の祭事が日常に深く根付いていて、祭事の行列が公道を練り歩くことがよくあります。

その行列が通る間は、どれほど主要な幹線道路であっても、地元の警備係によって車やバイクが完全にストップさせられ、大渋滞が発生します。

移住したばかりの頃は、この渋滞に捕まると「すごい!」とワクワクして、煩わしさよりも珍しさや楽しさが勝っていました。 


今では「お、またやってる」とエンジンを切って、奏でられているガムランを満喫しつつのんびり待つようになりました(急いでいる時以外ですが) 
。

効率やスピードよりも、祈りや伝統を最優先するバリの文化は特に印象深いと感じています。


もし海外で地震に遭遇したとき、日本と同じ感覚のままでいるのは危険かもしれません。「少しの揺れでも、すぐに離れる」という意識が、自分の身を守ることに繋がりそうですね!