「谷川岳ヨッホ by 星野リゾート」(群馬県利根郡)は5月11日から、高山植物のアートで彩られた特製ゴンドラ「ボタニカルゴンドラ」を運行する。

  • ボタニカルゴンドラでの滞在風景

    ボタニカルゴンドラでの滞在風景

谷川岳は、その峻険な地形や特異な地質から100種類以上の高山植物を春から楽しむことができる。ホソバヒナウスユキソウやジョウシュウアズマギクといった希少な植物をはじめ、カタクリ、ミズバショウ、シラネアオイといった品種が谷川岳を彩る。春を象徴する高山植物は人々を魅了してやまない存在だが、開花時期が種類によって異なり、山の深部でなければ見ることができない品種も存在する。また、谷川岳ヨッホの位置する天神平は、上信越国立公園の特別地域であり、植物の採取や持ち込みが厳しく制限されている。こうした貴重な高山植物の魅力を、より多くの人に気軽に、かつ新しい形で楽しんでほしいという想いから、ボタニカルゴンドラが誕生した。実施期間は2026年5月11日~7月5日までとなる。

高山植物のアートを間近で楽しめる

  • (左)高山植物のアートを間近で楽しめる/(右)ニッコウキスゲのアーティフィシャルフラワー

    (左)高山植物のアートを間近で楽しめる/(右)ニッコウキスゲのアーティフィシャルフラワー

谷川岳ヨッホの22人乗りゴンドラは国内でも3台のみで、他のゴンドラと比べてゆったりとくつろげるのが特徴。ゴンドラの一部が、期間限定で特別なボタニカルゴンドラに変身する。車内はアーティフィシャルフラワー作家・GEOCOLORによる精巧な高山植物を模した作品を展示。開花時期や場所が異なる高山植物を一度に眺めることができる。さらに、カーテンやクッション、ランチョンマットに至るまで植物をモチーフとした装飾を施した。車内のテーブルやイスには、みなかみ町でイヌワシ保全のために森の環境整備を行った際に出た間伐材「イヌワシ木材」を使用。温かみと趣のある質感と木の香りが心地よい空間に設えている。窓外に広がる谷川岳の絶景と、谷川岳にちなんだ春の花々に囲まれたプライベート空間で、非日常な空中散歩を楽しめる。

運行時間は8:00~17:00(土日祝日は7:00~)。料金は通常乗車料金+500円で、定員は1回あたり1組6名までとなる。予約は不要。

高山植物さんぽとハーブティーでの休息

  • (左)花さんぽのしおりイメージ/(右)鮮やかな高山植物にちなんだ「ボタニカルカラーティー」(500円)

    (左)花さんぽのしおりイメージ/(右)鮮やかな高山植物にちなんだ「ボタニカルカラーティー」(500円)

標高約1,300mの天神平エリアでは、来場したゲストに「谷川岳ヨッホ 花さんぽのしおり」を配布する。かわいらしい高山植物のイラストや高山植物にまつわる話、国立公園でのルールなどを6つ折りサイズにまとめた。

散策後は、展望レストラン「ビューテラスてんじん」にて、高山植物の色彩をイメージした4種類のハーブティー「ボタニカルカラーティー」(500円)を用意。カタクリ(紫・バタフライピー&レモン)、イワウチワ(赤・アサイー&ラズベリー)、エチゴキジムシロ(黄・エルダーフラワー&マスカット)、ニッコウキスゲ(橙・カモミール&アップル)と谷川岳に咲く花をモチーフにしたハーブティーで、心身ともにリフレッシュできる。

クラフト体験「芽吹きのタッセルづくり」

  • クラフト体験「芽吹きのタッセルづくり」(500円)

    クラフト体験「芽吹きのタッセルづくり」(500円)

旅の締めくくりには、散策で見つけた高山植物の「色彩」を形にするクラフト体験を提供する。春に咲くカタクリの紫色、イワカガミのピンク色といった多彩な色糸と、イワウチワやホソバヒナウスユキソウなど4種の花弁のデザインをあらわしたチャームを組み合わせ、自分だけのオリジナルタッセルを作成できるキット(500円)を販売する。100通り以上のバリエーションからバッグやポーチのワンポイントとして、谷川岳の春をお土産として持ち帰ることができる。