星野リゾートが展開する温泉旅館「界 松本」(長野県松本市)は8月4日、全館リニューアルオープンする。これに先立ち、4月22日より予約受付を開始した。

  • 界 松本

    界 松本

コンセプトは、贅沢や優雅を意味するイタリア語を冠した「松本エレガンテに浸る湯宿」。音楽ホールを彷彿とさせる造形美が際立つ現代建築を舞台に、松本が育んできた「楽都」の文化と、信州のワインを堪能する滞在を提案する。象徴的なのは、地元信州のワインを主役にした「イタリアン」への進化。冷涼な信州の地で生育するワインを味わう美食体験を追求した結果、会席料理から一歩踏み出し、界ブランドとしては初となるイタリアンという選択に辿り着いたという。8種13通りの温泉とサウナが織りなす多彩な湯浴みとともに、建築・音楽・ワインが響き合い"松本エレガンテ"なひとときを奏でる。

信州産のワインを極める「温泉旅館×イタリアン」

夕食は、地元信州のワインとのマリアージュを追求した本格的なイタリアンコースを提供する。信州・松本は、桔梗が原ワインバレーなどを抱える、日本ワインの主要産地。また信州のワインは、澄んだ味わいと瑞々しい果実味が特徴だ。その軽やかな余韻を消さないために、ソースで重層的に仕上げるのではなく、オリーブオイルの瑞々しさで繋ぐイタリアンで美食体験を追求した。最初の一品には「ストゥッツキーニ(小前菜)」が、ピアノをモチーフにした特注の器で登場する。

  • 信州産ワインを極めるイタリアンコース

    信州産ワインを極めるイタリアンコース

  • 信州産ワインを極めるイタリアンコース

    信州産ワインを極めるイタリアンコース

音楽でリラックスするご当地部屋「GAKUの間」

松本市は、かねてから「学(学問)・岳(山岳)・楽(音楽)」の「三ガク都」と呼ばれ、独自の文化を育んできた。同施設では、このうちの「楽(音楽)」をテーマに、すべての客室をご当地部屋「GAKUの間」へと刷新する。

  • ご当地部屋「GAKUの間」

    ご当地部屋「GAKUの間」

全客室にスピーカーとアナログレコードプレーヤーが配され、滞在中は、松本市にゆかりある音盤をはじめ、多様なジャンルの音楽からその時の気分に合わせた一枚を選び、日常を忘れるリラックスした時間を過ごすことができる。

  • アナログレコードプレーヤーが全室に配される

    アナログレコードプレーヤーが全室に配される

また、寝台のヘッドボードを彩るのは、名門ギターメーカーが集まる松本の塗装技術として培われた「松本渓声塗り」のアートパネル。深みのある艶やかな木目が、この土地に息づく工芸の美しさと、音楽の街としての息遣いを静かに伝えている。

第3の居場所「ワインバー」でのひととき

客室でもダイニングでもない、同施設が提案する新たなアクセントが、第3の居場所としての「ワインバー」。ここでは、信州が誇る名醸造所のワインが並び、味わいや会話を楽しみながら次の一杯を選ぶ贅沢な時間が流れる。館内を包み込む音楽の余韻に浸りながら、あえて客室へ戻る前に立ち寄る。そんな自由で気ままなひとときを過ごせる。

  • 左:ワインバー/右:地元信州のワイナリーから取り寄せた銘柄が楽しめる

    左:ワインバー/右:地元信州のワイナリーから取り寄せた銘柄が楽しめる