――原さんがこの作品について、「裏の顔というのは、人間なら誰にでも当たり前にあるもの。むしろそれが見えたら、一歩その人に近づけたんだなと思います」とコメントされていたのが印象深いのですが、今回「お互いの“裏の顔”を見てしまった」瞬間はありますか?

大西:え~、なんだろうなぁ…。バラエティではいじられたりするイメージもありますけど、撮影では集中してクールな一面も見られました。その中で安心したのは、お昼ご飯をめちゃくちゃ早く食べるところ。「いただきます! ペロリ」みたいな(笑)

原:モンスターじゃん!

大西:皿まで食べちゃわないかなって(笑)。でもかわいらしくて、なんだか微笑ましかったです。

――普段、人前では見せない裏の顔をのぞき見できると、逆にうれしいものですか?

大西:うれしいですね。やっぱり役と向き合ってると気を張っちゃうと思うので。撮影中、しっかり気を張ってる分、こうやって漫画みたいにエネルギーを補給してるんだなと思うと、「かわいいな」って。遠くから微笑ましく見てました(笑)

原:りゅちぇって、見ての通りめっちゃしっかりしてるんですよ。めっちゃ礼儀正しいし、誰に対しても「はい!」って素直だし。でもある日、りゅちぇがメイク室でダラっとしながら、あぐらをかいたりしている姿をたまたま目撃したことがあって。

大西:え!? ヤバい…。

原:「りゅちぇも家ではきっとこういう瞬間もあるんだろうな」「この現場でもリラックスできてるんだな」って思えてうれしかったです。

――では、相手にもっと裏の顔を見せてほしい時、どんなアプローチをされますか?

大西:僕は、自分自身が相手から「深掘り、深掘り!」って距離を詰められると、逆にどんどん殻に閉じこもることもあるので、自然と話したくなる空気を作れるように心がけています。

原:僕は常に素で相手にぶつかっていくタイプ。その方が相手も心を開いてくれると思います。自分を偽わった状態で「始めまして」から始めることほど、遠回りする関係性はないと僕は思っていて…。地元の友だちと一緒にいる時も、ずっとこのテンションですもん。「何も武器は持ってませんよ」って、最初からさらけ出すようにしています。