日本テニス界を切り開いてきた男の名勝負がよみがえる――。WOWOWは、今季限りでの引退を発表したプロテニスプレーヤー・錦織圭選手の特別企画「錦織圭、感動をありがとう!」をWOWOWオンデマンドで配信している。
この企画では、当時まだ無名だった錦織選手を世界に知らしめることになった「全米オープンテニス2008」から、最後の4大大会出場となった「全豪オープンテニス2025」までのグランドスラム、さらに2度の優勝経験がある日本で唯一の男子ATPツアー公式戦「ジャパンオープンテニス」など、厳選した試合映像を配信。約18年分のアーカイブで、“エア・ケイ”を武器に日本テニス史を塗り替えてきたプレーを振り返る。
注目ラインナップの1つは、「全米オープンテニス2008 vs D.フェレール」。当時18歳だった錦織選手が、世界ランキング4位のダビド・フェレールにフルセットで勝利し、グランドスラムでベスト16に進出した伝説的な一戦だ。
また、「ジャパンオープンテニス2012 vs M.ラオニッチ」では、強烈なサーブを武器とするミロシュ・ラオニッチを相手に、積極的なリターンで対抗。満員の有明コロシアムで念願の大会初優勝を果たした試合を届ける。
さらに、「全豪オープンテニス2019 vs P.カレーニョ ブスタ」も配信。2セットを先取されてから大逆転劇を繰り広げた、試合時間5時間超の激戦で、“フルセットに強い”錦織選手を象徴する一戦となっている。
このほか、全豪オープン、全仏オープン、全米オープン、ジャパンオープンの名勝負を多数ラインナップ。WOWOWでは、国内のテニス人気を飛躍的に高め、次世代選手の目標となってきた錦織選手への感謝と敬意を込めて、充実のアーカイブを公開している。
【編集部MEMO】
錦織圭選手は、1989年12月29日生まれ、島根県松江市出身。5歳でテニスを始め、小学生時代から全国大会で頭角を現すと、中学卒業後に渡米し、IMGアカデミーで本格的に腕を磨いた。2007年にプロ転向。翌年、当時18歳で出場した全米オープンでは、世界ランキング4位のダビド・フェレールを破る大金星を挙げ、一躍注目を集めた。14年には全米オープンで日本男子史上初のシングルス準優勝を達成し、同年には世界ランキング自己最高となる4位を記録。日本テニス界の歴史を塗り替える存在となった。
