お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が10月30日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に出演。「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」での“大失敗”を打ち明けた。

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岡村隆史が“歌謡祭最大のミス”を告白

10月25日に神奈川・横浜アリーナで開催し、約1万2,000人の観客を盛り上げた同イベント。オープニングは、歌舞伎の女形の衣装とメイクを施したナインティナインの“国宝”パロディで、「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」を歌舞伎の節回しで披露。岡村は、「リハやってたんですけど、どうもうまいこといけへんなって。自分でしっくりきてなかった」と苦労を打ち明けつつ、「これや! 見つけた!って思って。ものすごく楽しくなってもうて。自分でしっくりきた」と振り返った。

しかし、岡村は、「これにハマったことが、今回の歌謡祭をダメにしてしまった」「今回の歌謡祭の最大のミスにつながっていく」と意味深に吐露。「楽しくなって頭の中でずっとループしてたんです。“言いたい事も~言えない~”って」「スタンバイ中も歌舞伎が止まらなくなってしまった」とドハマりしてしまったようで、「ちょっと気に入ってしまった、気が緩んでしまったっていうことが、今回の最大の失敗と最大の反省。そして、スピッツさんに謝りたい……」とつぶやいた。

実は、後半のコーナーで、スピッツの名曲「チェリー」の替え歌「チリョー」を歌唱した岡村。事前に、「必ず低いところから入って」と言われていたが、「本番で高いところから入ってしまい、声が出なくなってのどちんこ飛ばして」「もう一回やらせてください! って、もう一回やったんですけど。同じキーで入ってしまった」と告白。歌舞伎の節回しに影響され、キーを外すミスにつながり、「自分の中で、よかったなぁって思ってたことが、最低点を叩き出す引き金になってしまった」と猛省した。

また、スピッツの草野マサムネ本人が快諾してくれていたこともあり、スタッフたちも落胆していた様子。「全然替え歌が入ってこなかった」「何も伝わってこなかった」とダメ出しされたそうで、矢部浩之も、「他の細かいところがミスじゃなくなるぐらい、ミスがデカすぎた」とチクリ。落ち込んだ岡村は、「寝て起きたらすべて忘れてたらいいのにって。嘘やったらええのにって眠りについた」と打ち明けながら、「スピッツさんがどう思われてるのか心配」「お会いする機会があったら、本当に謝罪させていただきたい」「本当にすみませんでした」と反省しきりだった。

なお同番組は、期間内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。

【編集部MEMO】
ナインティナインがパーソナリティを務め、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで生放送中のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』。スペシャルウィークではゲストを招いてトークを繰り広げるほか、様々な企画も用意している。