俳優の笠松将が10月24日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜27:00~29:00)にゲスト出演。海外作品の出演事情について語った。
アメリカのエージェントと契約した笠松将
大反響を呼んだ『ガンニバル』で後藤恵介役を演じた笠松。現在は、アメリカのエージェントと契約し、海外作品にも参加している。そのきっかけについて、「5年ぐらい前にアメリカの作品をはじめてやったんですけど。そのときの作品を観て連絡が来て、契約しようって言われた」と回顧。また、日本と海外の違いについては、「日本は真面目なんで、やるって言ったらちゃんとやる。2月に撮影しますって言ったら、2月に絶対やってくれる」と語り、「アメリカはやらないんですよ。お金が集まらなかったりいろいろあって。どんどん後ろ伸ばしになる」と苦労を明かした。
海外作品の撮影中は、「ルールがめちゃくちゃ厳しい。休まなきゃいけない」と言い、「何時間超えたら、ご飯入れなきゃいけないとか。だから、むしろ時間がめちゃくちゃある」とも。「日本がたぶん、そこが一番ルーズというか。(時間が)おしちゃいましたとか、ありえないですね。おした瞬間にオーバーチャージでお金が……。ご飯の休憩も入れなきゃいけないし。ご飯もベジタリアンのやつがないといけないし。めちゃくちゃ細かい」と説明しながら、「終わる時間が決まってるので、予定が立てやすい。絶対終わるから。ちゃんと生活ができる」とメリットも語った。
さらに、「すごいオーディションは、ある程度やってないと呼ばれない」「レベルを上げないと行けない」というシビアな面も明かした笠松。「ランチしてお話して。それがオーディションみたいな感じ。監督とかプロデューサーとご飯を食べて。7、8カ月とか撮影期間が長いんで、“コイツと同じホテルに住めるか?”って」と内情を打ち明け、落ちた場合は、「何にも言ってこない。ただ連絡が来なくなる」と吐露。三四郎が、驚きの声を上げると、“後藤”つながりで呼ばれた四千頭身・後藤拓実は、「僕もバイトの面接はランチでしたね。ランチして受かりましたけどね」と張り合っていた。
【編集部MEMO】
『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2015年3月に放送を開始。2019年4月から2021年3月までは、『オールナイトニッポン』金曜日パーソナリティを務め、2021年4月から再び二部に戻っている。
