西武鉄道は21日、同社の特急車両「ラビュー」をベースとする新型レストラン列車を新造し、2028年3月から運行開始すると発表した。車内のレストラン開発・営業を進めるパートナーとして、レストラン経営などを行うバルニバービを迎えるという。

  • <!-- Original start --></picture></span>新型レストラン列車は「ラビュー」をベースとする4両編成の新造車両に<!-- Original end -->

    新型レストラン列車は「ラビュー」をベースとする4両編成の新造車両に

同社は2016年から全席でフルコース料理を提供する列車「西武 旅するレストラン 52席の至福」を運行しており、8万人以上の利用があるという。新型レストラン列車は、「52席の至福」が築いた価値を一層高め、格別な空間デザインと料理を提供することにより、「大切な人と過ごす、かけがえのない時間」を追求するとしている。

料理・サービス提供を担当するバルニバービは、東京・大阪をはじめ全国に102店舗のレストラン・カフェ・ホテルを展開。今回、西武鉄道が新型レストラン列車にかける意気込みとバルニバービのビジョンや実績が共鳴し、両社がパートナーとして新型レストラン列車を運行することなったという。

車両は西武鉄道の「ラビュー」をベースに4両編成で新造し、建築家の妹島和世氏がデザインを担当。外観は沿線の魅力を映し出す鏡のように輝く車体と、移り行く眺望を楽しめる大きな窓を採用した。車内は景色・乗客・料理等が強調されるようにグレーを基調としたトーンとし、テーブルの料理や皿が引き立つようにスポットライトとテーブルライトを設置する。

  • 新型レストラン列車の客室イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>先頭車両(1号車)の個室イメージ<!-- Original end -->

    先頭車両(1号車)の個室イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>厨房車両(3号車)のイメージ<!-- Original end -->

    厨房車両(3号車)のイメージ

厨房車両は70名程度の乗客に温かい料理を提供することにこだわった、厨房面積が「日本一の厨房車両」(同社調べ)とのこと。4両編成の内訳は厨房車両1両(3号車)・客席車両3両(1・2・4号車)となっており、1号車に同社初という8名程度の個室を1部屋設け、前方展望も楽しめる贅沢なプライベート空間にする。

導入時期は2028年3月の予定。具体的な運行開始日は改めて発表する。運行区間は池袋線、新宿線、西武秩父線など。臨時列車として週末を中心に年150日程度の運行を予定しており、平日貸切運行なども想定している。