JR東日本首都圏本部は、山手線の環状運転100周年を記念し、10月4日から「つながる山手線フェス ~環状運転 100周年~」を開催。過去に山手線で運行していた103系と205系をイメージした復刻デザインのラッピングトレインを1編成ずつ投入し、同日から運行開始した。

  • <!-- Original start --></picture></span>「山手線環状運転100周年記念ラッピングトレイン」2編成のうち1編成は205系をイメージした復刻デザインに(撮影 : 若林健矢)<!-- Original end -->

    「山手線環状運転100周年記念ラッピングトレイン」2編成のうち1編成は205系をイメージした復刻デザインに(撮影 : 若林健矢)

「山手線環状運転100周年記念ラッピングトレイン」として運行されるE235系2編成のうち、1編成(トウ39編成)は103系をイメージした復刻デザインを施し、車体前面の全体(窓周りを除く)をうぐいす色としたほか、先頭部の側面も同様のカラーリングとした。同編成のラッピングは先頭の1・11号車のみとされている。もう1編成(トウ44編成)は205系をイメージした復刻デザインで、車体前面の窓下および各車両の側面窓下にうぐいす色のラインを施した。

車体前面に山手線環状運転100周年のオリジナルヘッドマークも掲出。車体側面も扉周りに100周年ロゴ等のラッピングを行っている。ラッピングトレインは10月4日から運行開始し、翌日(10月5日)は2編成とも山手線の外回りで終日運用されたという。

  • <!-- Original start --></picture></span>103系をイメージした復刻デザインの編成も登場(撮影 : 若林健矢)<!-- Original end -->

    103系をイメージした復刻デザインの編成も登場(撮影 : 若林健矢)

山手線の環状運転開始から100周年となる11月1日には、「東京」と「山手線」の魅力を約1時間で体感できる山手線の東京観光列車「東京まるっと山手線」をラッピングトレインで運行予定。池袋駅を起終点として内回り・外回りを合計4周(1日では過去最多)する。「つながる山手線フェス ~環状運転 100周年~」(開催期間は11月3日まで)では、他にも沿線地域や100周年を迎える企業とのコラボ企画をはじめ、鉄道イベントの開催、記念商品の発売、音楽・アートにも触れられるさまざまなイベントの開催を予定している。