BS日テレで火曜日の21時から放送される『友近・礼二の妄想トレイン』。2月11日は「はなあかりで行く城崎温泉満喫旅」と題し、「乗り鉄」「呑み鉄」としても知られる俳優の六角精児さんがJR西日本の観光列車「はなあかり」に乗車する。
JR西日本の特急形気動車キハ189系を改造した観光列車「はなあかり」(キロ189系)は2024年10月にデビューした。敦賀~城崎温泉間(JR小浜線、京都丹後鉄道など経由)での運行に続き、2025年1月から臨時列車の特急「かにカニはまかぜ」に増結され、大阪~浜坂間で運行している。4月から山陽本線の大阪~尾道間で運行することも決まっている。
「はなあかり」のメディア試乗に参加した六角さんは、「はなあかり」と「かにカニはまかぜ」のコラボ運行に「初めてなもんですから、非常に楽しみにしております」と興味津々。列車は大阪駅からスタートし、JR神戸線や播但線を経由しながら山陰本線の城崎温泉駅をめざす。「はなあかり」のグリーン車に乗り込んだ六角さんは、まず和テイストの装飾に目を奪われ、「数段、偉くなった感じがしますね。高級ホテルのロビーが移動している感じかな」とコメント。しばらくして須磨海岸の車窓風景が広がると、兵庫県出身の六角さんから幼い頃の切なすぎる思い出が明かされる。
「はなあかり」が終点の浜坂駅をめざす中、六角さんは途中の城崎温泉駅で下車。松葉ガニでも有名な城崎温泉で、刺身に天ぷらに鍋にと「カニづくし」のランチを堪能し、「すごいです! 俺、こんなにカニ見たの初めて」と目を丸くする。その後、六角さんは京都北部の鉄道の要衝として知られる福知山駅へ。目的地の福知山鉄道館「フクレル」で運転シミュレーターや機関助士を体験するも、体の衰えを隠せないある出来事に直面してしまう。
旅の締めくくりは、福知山で有名な鴨すきの名店。「はなあかり」の車内で販売されていた日本酒やおつまみを我慢するなど、ここまでアルコール抜きで来た六角さんだが、最後はお酒を解禁し、うまそうに飲み始める。「あとは俺一人でやるから」と、スタッフに撤収を勧めるのであった。
なお、スタジオの友近さんは今回、「あいにく体調不良で運転お休み」とのこと。代わって番組でもおなじみ「鉄オタ女子」久野知美さんが「臨時運行」を担当する。いきなり鉄オタ濃度を充満させて挨拶する久野さんに、「今、不安でしかない」と礼二さん。スタジオで六角さんのVTRを見ながら、「友近、助けて…」と礼二さんが助けを求める場面もあるという。