JR北海道は21日、根室本線富良野~東鹿越間の最終運行日となる3月31日に向けて実施する取組みの内容を発表した。列車をヘッドマークや行先票で装飾するほか、富良野駅、東鹿越駅、新得駅にてお別れセレモニーを実施する。

  • 根室本線富良野~東鹿越間で運転される普通列車

根室本線富良野~東鹿越間は1907(明治40)年9月に開通し、2024年3月31日に最終運行日を迎える。ラストランに向けて多くの利用が見込まれるため、3月16日始発から3月29日午前中まで2両編成、3月29日午後から3月31日午前中まで3両編成、3月31日午後から最終列車まで4両編成で運転する。東鹿越~新得間の代行バスも必要に応じて増車するとのこと。

列車の装飾も行い、3月30日の富良野駅14時38分発、東鹿越行の普通列車から3月31日の最終列車まで、富良野市と南富良野町をイメージしたヘッドマークを全列車に装着する。富良野市のヘッドマークは、円形をメロンの輪切りに見立て、「芦別岳」「空知川を渡る鉄橋」「田園風景」の沿線風景をモチーフとしたデザインに。南富良野町のヘッドマークは、後世に鉄道があったことを伝えるため、かなやま湖を渡る列車と過去にあった駅も含めた駅名を表記している。

  • 東鹿越方に装着する「富良野市」ヘッドマークデザイン(提供 : JR北海道)

  • 富良野方に装着する「南富良野町」ヘッドマークデザイン(提供 : JR北海道)

  • 行先標のデザイン(提供 : JR北海道)

3月31日の富良野駅14時38分発、東鹿越行の普通列車から最終列車まで、富良野市の市民団体から提供のあった行先標も装着。8種類のデザインを用意し、うち4種類は芦別岳の四季の風景と沿線で見られる動植物、2種類は沿線を運行しているキハ40形の塗装色、残り2種類は一般的な行先標のデザインをそれぞれモチーフとした。

最終運行日のお別れセレモニーは、富良野駅4・5番線ホームにて14時10~40分、東鹿越駅の駅前特設会場とホームにて11時40分から12時15分まで、新得駅の駅前特設会場とバス乗降所にて13時50分から14時15分まで開催。なお、各駅とも地元自治体・観光協会等の主催によるイベントも開催予定となっている。