JR北海道が夏の期間(2023年7~9月)に運転する臨時列車について発表した。札幌駅から小樽駅・倶知安駅を経由し、函館駅まで往復する臨時列車の特急「ニセコ号」について、今年は「はまなす編成」(キハ261系5000番代)を使用し、9月に運転予定となった。

  • 多目的特急車両キハ261系5000番代「はまなす編成」(2020年9月の一般公開取材時に撮影)

  • 「はまなす編成」の普通車(2020年9月撮影)

  • 1号車「はまなすラウンジ」(2020年9月撮影)

特急「ニセコ号」は函館本線の「山線」と呼ばれる区間を走る臨時列車として、9月の土休日を中心に運転される。昨年までリゾート車両「ノースレインボーエクスプレス」を使用していたが、同車両が今年で引退したこともあり、今夏の運転では多目的特急車両の「はまなす編成」が使用されることになった。全車指定席の5両編成(1号車はフリースペース「はまなすラウンジ」、2~5号車は普通車指定席)で運転される。

今年の運転日は9月2~4日、9月7~11日、9月14~18日、9月22~24日。往路は札幌駅7時56分発・函館駅13時23分着、復路は函館駅13時55分発・札幌駅19時28分着。札幌駅から函館駅まで、途中の手稲駅、小樽駅、余市駅、倶知安駅、ニセコ駅、昆布駅、黒松内駅、長万部駅、森駅、新函館北斗駅、五稜郭駅に停車する。9月11日の函館行のみ、小沢駅にも停車予定となっている。