4月23日にスタートする福山雅治主演のTBS系日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(毎週日曜21:00~)に松尾諭、今井朋彦、奥智哉が出演することが25日、発表された。

  • 左から今井朋彦、奥智哉、松尾諭

本作は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日した全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(福山雅治)と、皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗役(大泉洋)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいくバディドラマ。黒岩勉氏が脚本を手掛ける。

また、無敵のバディを支える最強チームメイトらが続々と発表されており、女性警部補・佐久良円花役に吉田羊、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき役に今田美桜、心太朗の父・護道清二役に寺尾聰の出演が決定している。

そしてこのたび、無敵バディとともに難事件に挑んでいく最強のチームメイトとして、新たに松尾諭、今井朋彦、奥智哉の出演が決定した。

松尾は映画やNHK連続テレビ小説をはじめとしたドラマなど数々の作品に出演しており、一方で、自身の半生を綴った自伝風エッセイがドラマ化するなど、その活躍は演技だけにとどまらない。日曜劇場への出演は、2019年7月期の『ノーサイド・ゲーム』以来およそ4年ぶりで、大泉との共演も『ノーサイド・ゲーム』ぶり。今作でも2人は敵対“のような”関係になる。松尾が演じるのは、警視庁捜査一課・佐久良班の刑事・馬目吉春(まのめ・よしはる)。班長である佐久良のことを密かに慕っており、佐久良と心太朗の犬猿の仲でありながらも感じるただならぬ雰囲気に嫉妬し、一方的に心太朗を敵視しており、捜査を乱す皆実も目の敵にしている。

今井は舞台で数々の賞を受賞し、テレビドラマでも存在感を発揮、また多くの番組でナレーションを務めるなど幅広いフィールドで活躍している俳優。日曜劇場への出演は2020年4月期放送の『半沢直樹』以来、3年ぶりとなる。今井が演じるのは警視庁捜査一課・係長の今藤完治(いまふじ・かんじ)。上層部からの指示で皆実の捜査を不本意ながら許すが、部下たちの捜査を掻き乱す皆実を厄介者だと思っている。

そして、捜査一課メンバー最年少の長谷川壮太(はせがわ・そうた)を演じる奥智哉は2020年に俳優デビュー。ドラマ『大奥』(NHK)での好演や、映画初出演作となった「ラーゲリより愛を込めて」では主人公の長男を演じるなど、人々の記憶に残る演技で今、話題の若手俳優。TBSドラマ初出演にして初の日曜劇場レギュラー出演を果たす。奥が演じる長谷川は、警視庁捜査一課・佐久良班の刑事。個性豊かな先輩に食らいつきながら、一生懸命捜査を行っている。だが、ほかの佐久良班のメンバーと同様、皆実のことは信用していないという役どころだ。

捜査一課を掻き回し、自由に捜査を行う皆実をあまりよく思わない捜査一課の3人。物語が進む中でどう皆実と関わっていくのか。

■松尾諭

緊張感のある作品ですが、愉快な人がたくさんいてとても楽しい現場です。
福山さんと大泉さんは、カメラが回っているときもいないときも抜群のコンビネーションで、見ていて飽きません。個人的には福山さんの真似をする大泉さんと、大泉さんの真似をする福山さんのやりとりが好きです。
オリジナルの脚本と色んなこだわりの詰まった素晴らしい作品になっていると思いますので、ぜひ皆様ご覧ください。

■今井朋彦

ただでさえ個性豊かな捜査一課の面々に、FBIから皆実さん(福山さん)も加わって、とても私一人ではまとめ切れませんが、上からの圧力と下からの突き上げに耐えつつ、係長として微力ながらチームの重石になれたらと思っています。どうぞ放送をお楽しみに!

■奥智哉

僕が演じる長谷川壮太は捜査一課・佐久良班の刑事です。佐久良班の中でも一番の若手で、同じく撮影現場で最年少の自分と同じ境遇にあります。刑事役を演じるのは初めてですが、精一杯自分の役割を果たせるように頑張ります。
そして、事務所の大大大先輩である福山さん、大泉さんのお二人とお芝居ができる日々は、とても緊張しますが、宝物です。
福山さんの、視力を失っていながらもセリフの一言一言が体の中に伝わってくるようなお芝居や、大泉さんの現場をトークで盛り上げてくださった後の別人のようなシリアスなお芝居は魅力的で、日々勉強させていただいています。
何よりお二人とも本当に優しくてかっこいいんです!! そんな無敵のバディのお二人を中心に豪華で素敵な先輩方が出演されています! ぜひご覧ください!!

■編成プロデュース・東仲恵吾

頼もしい仲間が捜査一課に加わってくれました。
松尾さんは劇中でもオフでもムードメーカーとして、作品にギアを入れてくれております。今井さんは独特の存在感で、警察内での中間管理職の悲哀を見事に演じてくださっております。奥さんは芝居経験は少ないのでしょうが、このメンバーの中にくらいついてくれていて、その感じが今回の役そのもので、とても魅力的な役にしてくれています。
これからもまだまだ素敵なキャストの発表が控えておりますので、ご期待ください。

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