――純烈さんの今後についてですが、モーニング娘。さんやAKB48さんのように、今後も誰か卒業したら新メンバーを加え、永遠に続くグループを目指すのでしょうか。
酒井:永遠には続かないです。今、40~60代の方を中心に、もっと高齢の方も見に来てくれていて、後上とかがバラエティに出る機会も多いので若いファンも増えています。ジャニーズさんを見ていても、先輩のグループがあって、後輩のグループがあって、30代、20代、10代の方向けといろいろある。僕らは40代ぐらいになったら楽しめる、昭和歌謡とか落ち着いて聞きたいというジャンルですが、一個下のグループを作るというマインドになっています。
白川:第2の純烈ということかな。
――後輩グループを考えられているんですね。
酒井:小田井さんを送り出し、新しい人を定着させ、自分はこのグループにいるけど、新しいグループを作る。お風呂屋さんかわからないけど、純烈みたいにおじいちゃんおばあちゃんからも拍手してもらえるような身近なグループというイメージです。そして、後上が次のグループのリーダーになればいいと思っています。ラーメン二郎、大勝軒ののれん分けみたいな。純烈のメンバーでありながら新メンバーのリーダー&メンバーという兼任で。
後上:そうなるとギャラはどうなるんですか?(笑)
酒井:それはお前が経営せえよ! スープの味だけ分けてあげるから。
後上:ゼロから。やぶさかではないですね。経営者として頑張りたいと思います!
――前向きですね!
酒井:後上のほうが才覚はあると思う。俺らは普通の庶民やけど、後上はおじいちゃん医者、お父さん銀行員、自分は東京理科大学中退、帝王学はあるからね。純烈の15年もすごい経験だと思うし。
後上:最後オチで「中退」ってついてる(笑)
――さらにその先、第3の純烈もできるかも!?
酒井:そこらへんまでやな。
――永遠ではないけれど、魂を受け継いだ新グループが誕生していく可能性があると。
酒井:そう。だってお風呂屋さんも盛り上げなあかんからね!
小田井:僕も、ソロになって「小田井涼平 from 純烈 TRIBE」ってなりますから。
後上:TRIBEって言っちゃったじゃん(笑)。でも我々、TRIBEではなく、純烈一家とか、そういう感じじゃない!?