ムード歌謡コーラスグループ・純烈が28日、東京国際フォーラムで行われた『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。

  • 純烈の後上翔太、白川裕二郎、酒井一圭、小田井涼平(左から)

紅白は4年連続出場となる純烈。リーダーの酒井一圭は「純烈は今年200ステージくらいやらせてもらった。ファンの熱い応援のおかげで大舞台に立てる。ファンの方も喜んでくれますし、親孝行になります。思い切って純烈らしく明るい歌唱になれば」と意気込み。「紅白は慣れた?」との声には「いや慣れない」といい、「1回目はドキドキ、2回目はメンバーが減って(笑)、3回目は無観客で、4回目はNHKホールじゃない。毎回違う場所なので常に全力。間違ってもいいから明るく楽しく歌いたい」と語った。

今年の紅白は2年ぶりに有観客で実施される。純烈は客席を回ってファンとふれあうことを大切にしているグループだが、ここ数年はコロナ禍で叶わず。しかし、紅白では“マジックハンド”と使用して観客とのコミュニケーションを図る予定だ。リハーサルではマジックハンドで握手、消毒、握手を繰り返す姿を見せていた。

酒井は「客席を回ることができていなかったので、今回はNHKさんの演出でマジックハンドで“純烈マジックコミュニケーション”。これで握手ができれば」とにっこり。白川裕二郎は「握手のたびに除菌しないといけないですがね」と話しながらも、久しぶりのふれあいにうれしそうな表情を浮かべた。

歌唱曲は「君がそばにいるから」。酒井は「今年1年漢字で表すと挑戦の“挑”。初座長だったり初主演映画だったり、とにかく挑戦の毎日だった。今年2月、新幹線に乗っているのは僕らだけだったけど、だんだんと人が増えてきた。国民のみなさんの頑張りを労いながら、今年頑張ったよなという思いを込めて歌いたい」と明かした。

今年の『紅白歌合戦』は2年ぶりに有観客で開催。例年会場としてきたNHKホールが改修中のため、東京国際フォーラムでの開催となる。今年のテーマは「Colorful~カラフル~」。司会は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。

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