――小田井さん脱退後の人数は4人か5人とのことですが、メンバーやスタッフさんに希望を聞いたところ後上さんだけ「4人」、後上さん以外全員「5人」と答えたそうですね。

後上:奇数になるとセンターがしっかりできて、フォーメーションとしてきれいになりすぎる。純烈って、“そろわないダンスでお馴染みの味”みたいのがあるんですけど、フォーメーションがきっちりしすぎると、“そろわない味”が、ただの“そろってない”にならないかなと。

酒井:ええこと言うわ! 僕もそれ同感やねん。

小田井:後上くんの発想でいくと、センターを作って踊れる体制にしてガチャついているほうが面白い。

酒井:あかん! だいたい4人の方向やねん。

小田井:でも、後上くんのこれは表向きの理由で、本当は5人にしたらギャラの分け前が減るから。

後上:シー! それは魂の叫びのほう(笑)

――酒井さん的に、4人の方向なんですね。

酒井:今現在は6:4で4人のほうがええと思っています。2人教育していくって普通の会社でもむずくないですか? 5人にするんだったら、4人のあとにもう1人とか。同時に2人は、双子ちゃん生まれるようなもんですから。

小田井:5人目はイヌとかね。

酒井:あほみたいなこと言うな(笑)

小田井:よう見たら背中にファスナーついていて、80歳くらいのおじいちゃんが中に入っていたら面白いやろ(笑)

酒井:もう言いたい放題! 腹立つわ(笑)。でも小田井さんは小田井さんで、自由にしゃべれるけど、一人で生きていくって新しい冒険やからね。

小田井:それこそ、卒業後に例えば番組でレポーターみたいな仕事がしたいって言っても、吉本の芸人さんたちいろんな番組でいろんなレポートの仕事をやられていて、そこと1人で勝負していかなあかんから。大変ですよ。