阪神電気鉄道は、列車内のセキュリティ向上と犯罪の抑制を目的に、営業列車内に防犯カメラを設置する試験を実施すると発表した。

  • 車両内防犯カメラ設置イメージ

  • 防犯カメラの映像を遠隔でリアルタイムに確認できる

試験は5月24日から8月31日まで、大阪梅田~新開地間で実施予定となっている。4両編成の列車の車両出入口上部に設置したカメラから列車内を撮影し、録画と録音も行う。記録した映像と音声は1週間程度で自動的に削除され、捜査関係者から要請があった場合を除き、個人情報を第三者に提供することはないとのこと。

阪神電気鉄道は試験期間を通して録画状況の確認や遠隔からの列車内映像の確認を行い、防犯カメラの実用性を評価。あわせて映像をAIで解析して列車内の混雑度判定を行い、精度を検証する。