阪急阪神ホールディングス、阪急電鉄、阪神電気鉄道は、阪急電鉄と阪神電気鉄道で運行している特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」のラッピングデザインを4月5日からリニューアルすると発表した。

  • 「SDGsトレイン」先頭・最後尾車両のデザインイメージ

「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、阪急阪神ホールディングスグループが取り組む社会貢献活動「ゆめ・まちプロジェクト」の10周年にあたる2019年に運行開始し、産・官・市民が連携してSDGsの達成に向けたメッセージを発信してきた。2020年9月からは東急グループと協働運行を行っており、走行にかかる電力をすべて実質的に100%再生可能エネルギーでまかなっている。

リニューアル後のデザインは、「さまざまな人や生き物たちが、地域・社会のより良い未来へと続くトビラの向こうに案内する様子」を先頭と最後尾の車両で表現。阪急電鉄・阪神電車ともに、大阪府出身のイラストレーター、ウマカケバクミコ氏がデザインを手がけた。両端から2両目の車両にも、新たにラッピングデザインを施す。側面の各ドアの横には、これまでと同じくSDGsの全体ロゴと1~17の目標のステッカー計18種類と、実質的に再生可能エネルギー100%で運行していることを示すステッカーを掲出する。

  • 「SDGsトレイン」中間車両のデザインイメージ

阪急電鉄は神戸線・宝塚線1000系と京都線1300系の各1編成(8両編成)を使用し、神戸線・宝塚線・京都線と相互直通区間で運行。阪神電気鉄道は1000系1編成(6両編成)を使用し、阪神本線・阪神なんば線と相互直通区間で運行する。