JR四国は、特急「しおかぜ」「南風」が今年で運行開始50周年を迎えることを受け、記念乗車証の配布や特別写真展などを含む運行開始50周年記念キャンペーンを3月から開始すると発表した。

  • 特急「しおかぜ」は現在、岡山~松山間で上下各15本、計30本を運転

記念乗車証の配布は、3月15日以降に特急「しおかぜ」(今治~伊予西条間)または特急「南風」(土佐山田~大歩危間)のグリーン席・指定席を利用した人が対象。配布区間を含む対象のきっぷを所持している人(希望者)へ、車掌から手渡す。各列車1万枚限定で、なくなり次第、終了となる。

高松駅改札前コンコースでは、3月15~31日に鉄道友の会が主催する特別写真展(入場無料)を開催。特急「しおかぜ」「南風」の軌跡をテーマに展示を行う。4月2・3日には、高松鉄道模型同好会、徳島模型鉄道の会、桃太郎鉄道の3者が主催する鉄道模型運転会(入場無料)を高松市男女共同参画センターで開催。HOゲージ・Nゲージの展示運転や四国歴代特急車両の模型展示、塗り絵・ペーパークラフトを行う予定となっている。

四国鉄道文化館では、3月10日から5月13日まで「ミニSL車両展」を開催。特急運行開始当時の飾付けを行ったキハ181系を中心に、約10両のミニSL・ミニ車両を展示するという。入場料は高校生以上300円、小中学生100円、就学前児童は無料。

  • 特急「南風」は現在、岡山~高知間で上下各14本、計28本を運転

同社はこれ以外にもイベントや記念商品の販売を計画しているとのこと。詳細は準備が整い次第、発表するとしている。