ボーイズグループのJO1が、17日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演した。

  • (左から)田中圭、JO1、千葉雄大=日本テレビ提供

MCの田中圭が「今回のゲストは人気男性グループですが、メンバーそれぞれにキャッチフレーズがあるそうです。雄大もキャッチコピーあったよね?」と振ると、千葉雄大は「今出ているカンペには“芸能界の糖分”って書いてあるのですが、これ誰がつけたのかな(笑)?」と反応。すかさず「圭さんは“ムダにいい体”っていうことですが」と反撃するも、「それは不正解。正解は“謎にいい体”です」と、勝手に正解を変えられた。

そしてJO1が登場し、ファンから贈られたプレゼントの話題に。白岩瑠姫は「イギリスにあるお城の土地の一部の所有権をいただきました」といきなりスケールのでかい話を明かし、豆原一成も「メンバーの誕生日に、ニューヨークのタイムズスクエアの広告をプレゼントしていただきました」と話す。

現在の共同生活では、時にイラッとすることもあるようで、川西拓実が「とにかく河野(純喜)の騒音が本当に迷惑」と、口火を切る。佐藤景瑚も「以前、河野の下の部屋に住んでいたのですが、すごくうるさくて。夜中にリフティングとかしているんです」と愚痴が止まらない。さらに「部屋で踊っているらしいです」と、與那城奨もチクリ。河野は「もちろんわざとではないですよ(笑)! でもすみません」と反省した。

一方、白岩は佐藤に不満があるらしく「とにかく食べ物を残すんです」、豆原も「どうせ残すから『もらっていい?』って聞くとちょっと怒るし(笑)」と加勢。これに対し、佐藤は「違うよ、僕はみんなでシェアして仲良く食べたいから、多めに食べているの(笑)!」と弁明していた。

目玉企画であるメンバーのアピールバトルでは、まず河野が自慢のハイトーンボイスを実演。あまりの高音に「ガラスが割れそう」と思わず千葉がこぼす。大平祥生は「美容が大好き! 毎日スチーマーを顔にあてて、日焼け止めは必須です」と、美容番長っぷりをアピール。 川西と鶴房汐恩は、ともに雑誌の企画である「国宝級イケメン」にノミネート。「僕はNEXT枠なので、これから頑張ります」と鶴房が言うと、川西は「選出されてうれしいです」と喜んだ。

川尻のアピールポイントは、いわゆる“ゲラ”で「すぐ笑っちゃうんです。メンバーの誰が何を言っても笑うので、“JO1のすべり止め”と言われています(笑)」。豆原はものまねで、「ドラゴンボールの孫悟空のものまねをします!」と披露をするも、笑ったのはゲラの川尻のみだった。

「辛いものに強い」という佐藤は、どのくらいの辛さまで耐えられるかMC2人から聞かれた結果「辛いものが好き」ということに。木全翔也はコサックダンスで、「小学生の時に踊っていたらできるようになりました」と明かす。白岩は「50音何を言われても芸人さんの名前を答えられます」ということで、MC2人も参加してクイズ大会に。與那城は鍛えあげた肉体美で、「筋トレが趣味で毎日やっています」と、筋肉を披露すると「おぉ」と声が上がった。

話題は自粛期間中のことに。デビュー決定の数カ月後にコロナ禍に見舞われ、グループとして危機的な状況になった。そこで彼らが打った手はSNSでの発信。木全は「発信したことをJAMの皆さんがバズらせてくれて、本当にありがたかったです。すごく助けていただきました」と振り返る。

千葉による曲振りでは、JO1から「イスを使った、かっこかわいい曲振りを」というリクエストが。無難にやり遂げる千葉を見て、メンバーたちは「やばい、本当にかっこかわいかった(笑)!」と、興奮を隠せない。

JO1が尊敬しているアーティストとして名前が挙がったのは、BIGBANG。佐藤が「歌もダンスも唯一無二。憧れの存在です」と語ると、大平も「中学生の時初めて見たのですが、アーティストとして無茶苦茶カッコ良かったです」と熱弁する。

今回はJO1が、BIGBANGの「FANTASTIC BABY」を披露。與那城は「僕らも披露するのが初めてなのでかなり緊張していますが、頑張ってやり切りたいと思います。BIGBANGさんの魅力を出しつつ、僕らなりの個性も表現できたらいいなと思います」と意気込んだ。

ライブ収録では、「よろしくおねがいします!」と、メンバーそれぞれが元気にあいさつをしつつ、スタジオに入るやいなや、空から雪が舞い落ちる映像を使った大掛かりなセットを目の当たりにし「きれい!」「すごい!」と、口々に感嘆の声。スタンドインをすると、各々で発声練習やフォーメーションの確認を入念にチェック。新曲「僕らの季節」では、イスを使った初めてとは思えないほど、息の合ったパフォーマンスを見せた。