グローバルボーイズグループ・JO1が、デビュー後初となる有観客ライブ「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」を、11月19日~21日の3日間・全5公演、千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催した。ラストとなった21日の夜公演では、メンバー一人ひとりが思いを語った。

  • JO1が初の有観客ライブ「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」を開催

JO1は、2019年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票により選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成。

今回のライブは、適応障害と診断され一時活動中の金城は不参加。最初のMCで、與那城が「碧海の分まで僕たちが全力で頑張ります」と語った。

オープニング映像の後、「Born To Be Wild」で幕を開けたライブ。本編では、5thシングル「WNDERING」(12月15日発売)のリード曲「僕らの季節」を含む全16曲を披露した。そして、アンコール1曲目でもう一つのリード曲「Prologue」を披露。最後は「REAL」で締めくくった。

アンコールでは、一人ひとり思いを語った。10人のコメントは以下の通り。

■川尻蓮
JAMの皆さん、集まってくれて本当にありがとうございます。楽しかった!? 僕らもマジで楽しかった。ライブというものをちゃんとJO1としてJAMの皆さんの前でするのが初めてだったので、不安なこととか問題もありました。でもJAMの皆さんに会いたい一心でその壁を乗り越えてきました。これからもいろんな壁が僕らJO1の前にも、JAMの皆さんの前にも出てくると思いますが、僕らにはJAMがついているし、JAMのみんなには僕らがついているから、絶対大丈夫だと思います。まだ先の見えない世の中で、こうやって目の前でライブができたことも奇跡みたいなこと。今後どうなるかわからないですけど、このみんななら大丈夫でしょう。これからもずっと僕らのことを信じてください。僕らもJAMの皆さんの力を信じます。大好きです。

■木全翔也
「OPEN THE DOOR」やるまで本当に長かった。2年くらいみんなに会えてなくて、それでもずっとSNSだったり、テレビだったり、直接会えない中、僕たちをここまでずっと応援してくれて、今日まですごい長かったんですけど、ライブやってみたらあっという間で、まだ終わりたくないなという気持ちがいっぱいです。なので、またこういった機会をいっぱいやれたらなと思います。そして今日皆さん、楽しめましたか!? ありがとうございます。じゃあ、またね!

■大平祥生
本当に幸せな時間でした。ずっと夢に描いていた、ちゃんとしたライブができたし、僕らのことを大好きでいてくれるみんなもいるし、幸せな気持ちでいっぱいです。もっともっと、JO1とJAMならもっと上に行けると思うので、これが終わりじゃないし、なんなら始まりだし、次は碧海も入れて、もっともっと大きいステージで会いましょう! ありがとうございました。

■豆原一成
こんな大きくて素敵なステージに立てていること、本当にうれしいなと思います。小さい頃、家でめちゃめちゃ踊っていたら、お母さんに『あんたそれ誰に見せるの?』って言われたことがありました。そのときからステージに立ちたいなと思いながら、好きなダンスをずっとやってきて、こんな素敵なステージに立てていることが本当にうれしいなと思います(涙を流しながらコメント)。これもすべてJAMの皆さんがいたから実現できたことだと思います。そしてここには素敵な仲間がいます。本当にありがとうございました。楽しかったです。

(聞いていた河野も号泣。あまりの号泣ぶりにメンバーからも会場からも笑いが起こる)

■川西拓実
皆さんの前で大きなステージでパフォーマンスできることが本当に幸せで、皆さんの顔を見ながらしゃべることも楽しくて、とても幸せな時間です。これから僕たちもJAMの皆さんもどういう人生になるか誰もわからないですけど、僕たちJO1が皆さんを幸せにできるようにこれからも頑張っていきます。今日は本当にありがとうございました。

■河野純喜
(目に涙を浮かべながら)いや~ありがとうほんま! 俺もちょっと話していいっすか? 昔、小学校の頃、Tくんという友達がおった。Tくんはすごい賢くて、僕はバカだったんですよ。Tくんは成績オール5だったんですけど、音楽だけ3で、僕は音楽が5だった。Tくんがお母さんから怒られて「なんで純喜は5なのか聞いてきなさい」と言われて、「楽しく歌ったら5がとれる」って僕が言ったらしいんですよ。僕はほんまに楽しく歌わせていただいて、こんなにJAMの皆さんが僕の歌を、みんなのパフォーマンスを見に来てくれて、楽しく歌っていて良かったなと思いました。

(佐藤が「今日の純喜くんはオール5です」と称えると、河野は「ありがとう、ほんまにありがとう!」と叫び、ファンも拍手)

■佐藤景瑚
まず一つ、愛してます! そして、メンバーのみんな、JAMのみんな……(スタッフの名前も挙げていき)、本当にここまでありがとうございます。ここまでつらかったんですけど、練習とかが本当につらくて嫌いでした。でも、JAMに会いたいしステージでみんなとパフォーマンスがしたい、やりたいことのためには嫌なことだってできます(涙)。本当につらかったんですけど、メンバーとJAMのみんなが……手紙も読んでいるし、マネージャーが支えてくれたから頑張れました。みんなが支えてくれたから頑張れました。ありがとう。これからもよろしく。大好き。

■與那城奨
今日来てくださって本当にありがとうございます。この景色を見るために今まで頑張ってきました。直接JAMのみんなに会えなかったけどやっと現実として会えることができて本当に幸せです。今までJAMの皆さんに恩返ししたいと常々言ってきました。その恩返しの一つがこれです。これからもっともっとたくさんの恩返しをしていきたいと思います。これからもずっとついてきてくれるかな? 今日という日を絶対に忘れないでください。本当にありがとうございました!

■白岩瑠姫
今日も昨日もずっと、僕らが現場入りする前からすごい寒い中、朝早くからみんな並んでくれていて、集まってくれて……11人になれたのもJAMの皆さんのおかげだと思っています。2年間会えなかったのはつらかったです。本当はもっと全国を回ったり、11人全員でステージに立ったりしたいんですけど、今、僕たちが出せる全力、感謝すべてこの3日間に出し切ったと思っています。そして、この「OPEN THE DOOR」がプロローグになると思っています。一公演一公演、全力でやらせてもらいました。こうやって元気くれてありがとう。いつも支えてくれてありがとう。またすぐ絶対会います。約束します。本当に5公演ありがとうございました。みなさんのことが大好きです。

■鶴房汐恩
高1のときに、あるアーティストさんのライブを母親と見に行って、あそこに立ちたいと言ったのが始まりだったんですけど、オーディションをいろいろ受けて落ちて……。高校3年生の頭で中退して韓国に行って、夢のためなら何でもしたろうと思っていたんですけど、そのときから死ぬ気でやってきて、落ちたりとかいろいろ、死にたいとか何回も思いました。そこで夢を叶えたいという気持ちが強かったので踏ん張って『PRODUCE 101』を受けてここまできて、個性が強いアホが多いJO1、でもほんまに最高で、マジでいいヤツらしかいない。11人で2年間頑張ってきて、こうやって夢のステージに立って、こんなにJAMの方と目を合わすことができて、スタッフ、マネージャーにも恵まれていて、宇宙からやってきてよかったなと。(会場から笑いが起こると)笑ってんじゃねーし!(と再び笑いを誘う)。何が言いたいかというと、メンバー、スタッフ、マネージャー、JAM、家族、親友、愛してます。本当にありがとうございました。

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