JR西日本とJR四国は27日、「四国デスティネーションキャンペーン」(2021年10~12月開催)のクライマックスを飾る列車として、「WEST EXPRESS 銀河」を12月25・26日に四国へ初めて運行すると発表した。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」は現在、紀南コース(京都~新宮間)で運行されている

大阪駅を出発する今回の運行は、目的地を香川県の琴平駅とし、沿線でさまざまなおもてなしを準備。旅行会社が企画・実施する旅行商品限定で発売され、11月5日15時から販売を開始する。旅行商品の詳細情報は11月2日16時以降、「WEST EXPRESS 銀河」特設サイトからリンクする日本旅行の専用ページで確認できる。

運転日と運転時刻は、12月25日の下り列車(往路)が大阪駅7時19分発・琴平駅14時5分着、12月26日の上り列車(復路)が琴平駅15時32分発・大阪駅22時2分着。下り・上りともに大阪駅、神戸駅、岡山駅、児島駅、多度津駅、琴平駅に停車するほか、上りのみ丸亀駅にも停車する。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」の車内(2020年12月の試乗会にて撮影)

往路は岡山駅で忍者による出迎えと「うらじゃ」(「吉備津彦命=桃太郎」と「温羅=鬼神」の戦いを描いた伝説から生まれた踊り)の披露、多度津駅で「多度津京極少林寺拳法太鼓」の披露と多度津戦隊「モリアゲルンジャー」「さこうくらちゃん」によるおもてなしなど用意。琴平駅では「こんぴーくん」「こんぴらふねふねの舞」による出迎えや讃岐うどん、おいりのふるまいをはじめ、到着後のプランとして金刀比羅宮昇殿参拝や「四国まんなか千年ものがたり」への乗車も用意されている。

復路は琴平駅で「こんぴーくん」「こんぴらふねふねの舞」による見送りを行い、御神酒、讃岐うどん、おいりをふるまう。丸亀駅では丸亀城立寄り観光が設定され、骨付鳥のふるまい、物販、本鷹かりんとうなどのプレゼント、料亭二蝶の「銀河」運行に合わせた弁当セットを用意。児島駅では瑜伽太鼓の披露と地元特産品の販売、エコバッグのプレゼントなどが実施される。