結成から2年も経たずして、その人気と活躍は飛ぶ鳥を落とす勢いのぼる塾。あんり、きりやはるかからなる「しんぼる」と、田辺智加、酒寄希望からなる「猫塾」が合体し、2019年12月に誕生したお笑いカルテットだ。

  • ぼる塾のきりやはるか、あんり、田辺智加(左から)

ネクストブレイク芸人として注目され、数々のバラエティ番組に引っ張りだこ。2019年のテレビ出演は0本だったが、2020年のテレビ出演番組は98本と急増(ニホンモニター調べ)、田辺の「まぁね~」という決めセリフは昨年の新語・流行語にノミネートされた。今春からは『ぼる塾の煩悩ごはん』(テレビ朝日)、『ぼる部屋』(九州朝日放送)と2本の冠番組がスタートしたのに加え、『ラヴィット!』(TBS)では月曜コメンテーターを担当。結成と同時にはじめたYou Tubeチャンネルも人気で、今月16日からLINE NEWSの動画コンテンツ「VISION」で配信されている『まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常』では演技に初挑戦するなど、活躍の場を広げている。

また、これまで芸人の“役回り”とされてきた「大食い・水着・体を張る仕事」をNGとしていることも話題に。新世代の女芸人として注目を集める彼女たちに結成後の変化、4人だからこその利点などを聞いた。

――テレビで見る日がないくらい人気ですが、忙しくなるきっかけは何だったのでしょうか?

あんり:昨年放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)と『しゃべくり007』(日本テレビ)ですね。この2番組のオンエア後、いろんな番組から声がかかりました。YouTubeチャンネル登録者数もテレビの出演とともに増えていきました。コンビからぼる塾になった後に「あ、今までと違う」と思ったことの1つが、テレビ番組のオーディション。オーディションは基本的にその場にいる方は笑わない。いつも沈んだ気持ちで帰路に着いていたんです。でも、3人で初めてオーディションを受けに行ったときすごいウケて。「これは受かったな」と初めて手応えを感じることができた。そこからどんどん露出が増えていった感覚です。

――この春、レギュラーが3本スタートしました。忙しさに拍車がかかったのでは?

あんり:それぞれ実家を出てルームシェアを始めたこともあって、生活はガラッとかわりました。でも寝る時間がないほど忙しいとかではない。朝早くに仕事が始まって夜にちゃんと終わる。意外にも健康的な生活になりました。

きりや:田辺さんはタクシーをたくさん使うようになったよね。

田辺:(笑)。さすがに運動しないとやばいと思って少し歩いたら、捻挫してしまって。もっとタクシーを使うようになりました(笑)

――人気ブログを実写化した『まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常』では初めての演技に挑戦されました。田辺さんがニートの飼い主・まめこを、あんりさんが愛犬のこまち、きりやさんが猫のタビを演じています。活動の幅がどんどん広がっていますね。

田辺:私はこのブログを友人から紹介してもらって、かれこれ2年くらい前から愛読していました。読んでいて「あれ、これは私?」と思うことがあった。実際に働いていない時期もあったので(笑)。演技が下手なりに自分の中の「まめきちまめこ」を出せたらいいなと思って意識しました。あと2人を飼っている犬と猫だと思いこみました(笑)。だから休憩中、ずっと2人を撫でていました。そこから入りましたね。

きりや:初めてのお芝居でネコ役。緊張したけど楽しむことを重視しました。タビは「ナァ」って鳴くんですが、悲しい「ナァ」、喜んでいる「ナァ」。色んな「ナァ」を言えるよう頑張りました。

あんり:あんなに色んな「ナァ」を1日で聞いたのは初めてだったよ(笑)。私の演じた犬のこまちは「ナァ」もなくて、顔だけで演技をしないといけなかった。細かい動きで演技をしたことがなかったので難しかったですね。みんなと相談しながら取り組みました。でも、いままで意識してこかったことを意識できた気がします。あと、田辺さんに教えてもらってこのブログを読んでいたので、演じているときに「このシーンだ!」と思いながらやれました。楽しかったです!