――コンビからぼる塾になって変わったこと、よかったなと思うことはありますか?

あんり:コンビ時代は憧れの人に追いつきたい、周囲と同じようにしないといけないと焦っていて、自分たちの個性が活かしきれていなかった。でも、酒寄さんと田辺さんは個性を大事にできていて、活かせていた。そういう人たちと出会って、ぼる塾となり、「これでいいんだ」というものを見つけられた。自分がこれまでやってきたムダなものが排除できた感覚です。あとは人数が増えて負担が減った。ボケ担当のはるちゃんの気持ちは田辺さんが分かるし、ツッコミ役の私の気持ちは同じ立ち位置の酒寄さんが分かってくれる。お互いに分かりあえる人に巡り会えたので、それが大きい。4人になってお互いのことを分かってくれる人ができたので、1人で考え込まなくてよくなった。

きりや:私は今年の2月から田辺さんとルームシェアをしているのですが、それが大きくて。一緒に住む前は1人で考えることが多かったけど、田辺さんと住んでからは1人で抱え込まなくなったかな。田辺さんが「今日よかったよ」とか「あそこウケてたね」とか褒めてくれる。だから暗い方向に考えなくて済む。だから、私にとって田辺さんは神様です(笑)。

田辺:まぁね~。

一同:(笑)。

――現在、メディアの露出は主に3人。酒寄さんは育休中ですが、YouTubeに出演したり、ぼる塾のことをブログで発信したりと支えている印象です。なんでも「ぼる塾のブレーン」だそうですね。

田辺:酒寄さんはメンバーの1人でもあるから私達の気持ちを分かりつつ、さらに客観的に“外”からも見てくれる。外から一番近い人がいてくれることでぼる塾は上手くいっていると感じます。

きりや:酒寄さんは育休をとりながら外から私たちのことを見てくれている。「あれがよかった」「これもいいね」と褒めてくれて、それが自信に繋がっていると感じます。

あんり:これまで私が誰かを指摘する立場だったので、私に対して何かを言ってくれる人はいなかった。でも4人になり、酒寄さんが助言してくれることで、自分のよかった点と反省すべき点を冷静に見られるようになった。それはいままでの芸歴でなかったことなので、ありがたい。酒寄さんの存在は私にとっても大きいです。

――4人が一緒にいることでプラスになる、素敵な関係性ですね。

あんり:そうですね。ぼる塾は「全員自信を持っていていいね」とよく言われるのですが、そうじゃない。どこか自分に自信がない4人なんです。1人ひとり接していて「この人自信あるな」って感じることはないんですよ。でも、ほかの3人が相手のいいところを見ているから、自信があるように見えているんだと思う。お互い自信をつけあえる仲間です。

――酒寄さんが復帰したらまた違うぼる塾が見られるのでしょうか?

あんり:役割分担は変わってくると思うけど、全然不安はないですね。むしろもっと良くなるだろうなって。そこは100%の自信ですね。

きりや:うん、4人になってからのほうが絶対面白い。

――復帰される時期の目安は決まっていますか?

あんり:酒寄さんの復帰時期はまだ決まっていないんです。お子さんはまだ1歳ですし、育児はずっと続くもので終わりはないですし。どういう形で復帰になるのかは、みんなで話し合って一番良いものをとりたいと思っています。