音楽劇『星の飛行士』公開ゲネプロが6日に東京・サンシャイン劇場で行われ、鈴木勝吾、伊藤理々杏(乃木坂46)、高月彩良(沙央くらまとWキャスト)、櫻井圭登、伊藤優衣、里中将道、明音亜弥、山川ありそ、竹内尚文、ザンヨウコ、岡田達也、池田純矢、良知真次が登場した。

  • 音楽劇『星の飛行士』

    音楽劇『星の飛行士』

同作は毛利亘宏(少年社中)が立ち上げる新たな演劇ユニット “演劇の毛利さん-The Entertainment Theater”のVol.0公演。フランスの作家であり飛行士のサン=テグジュペリと、彼の作品『星の王子さま』『夜間飛行』の登場人物たちが入り乱れるファンタジーをオリジナルの音楽劇にまとめあげた。さらに音楽劇とは別に『星の王子さま』『夜間飛行』をそれぞれ朗読劇にアレンジし、 俳優2人によるリーディングシアターとして上演する。

舞台上では、記憶を失ったサン=テグジュペリ(鈴木)が、『星の王子さま』『夜間飛行』の世界を行き来しながら物語が紡がれる。ステージを包み込むようなスクリーンには『星の王子さま』の絵本のような世界や、『夜間飛行』のリアルな背景が映し出され、没入感もたっぷり。伊藤のキュートな王子さま姿や、良知をはじめとした役者陣の歌声も見どころとなっている。

東京公演はサンシャイン劇場にて1月6日〜17日、大阪公演は梅田劇場 シアター・ドラマシティにて1月27日〜31日。また音楽劇『星の飛行士』は東京6公演、リーディングシアター『星の王子さま』『夜間飛行』は東京全11公演を対象に、「e+」のライブ配信サービス『Streaming +』と「ローソンチケット」のライブ配信サービス『ローチケ LIVE STREAMING』にて一部公演を除き、ライブ配信を行う。

脚本・演出 毛利亘宏 コメント

さあ! 「演劇の毛利さん」の幕が開きます。
僕の新しい挑戦です。胸が躍りワクワクするような演劇を皆様にお届けします。最高の俳優と最高のクリエーター、スタッフに恵まれ、世界に誇れる作品に仕上がったと確信しております!

この公演は音楽劇『星の飛行士』、リーディングシアター『星の王子さま』『夜間飛行』の三本の同時上演という特殊なスタイルを取っています。なぜこのようなスタイルをとったのかをご説明させていただきます。
起点となるのは『音楽劇 星の飛行士』です。この物語は『星の王子さま』や『夜間飛行』の作者である主人公・サン=テグジュペリが死後の世界で自分の書いた二本の小説を紐解き、自分が何者かを思い出していくストーリーです。音楽劇『星の飛行士』の中に散りばめられた『星の王子さま』と『夜間飛行』。その中でサン=テグジュペリは自分にとって大切な三つの言葉を見つけていきます。その言葉は、過酷な“今”を生きる皆様に僕が届けたいメッセージです。
それを受けての朗読劇です。リーディングシアター『星の王子さま』『夜間飛行』では、『星の飛行士』に散りばめられた内容を深掘りして皆様にお届けしたいと考えました。

入り口はどちらでも構いません。『星の飛行士』を観てからリーディングシアターを観て頂いても楽しめますし、その逆でも2倍3番、楽しんでいただける作りとなっています。

こんな時だからこそ! 皆様に最高のエンターテイメントをお届けしたいと思っています!
こんな時だからこそ! 皆様と劇場、そして、ライブ配信で一つになりたいです!
こんな時だからこそ! 皆様に最高の演劇をお届けします!

それぞれの“劇場”でお待ちしております。演劇の毛利さん、見届けてください。

サン=テグジュペリ役 鈴木勝吾 コメント

いよいよ幕が上がります。旅が始まります。ただ、とてつもない危機の中にいる。皆そうでしょう。それでも、出るべき冒険がある。向かうべき山がある。見せたい"光"がある。危機の中に? よくよく考えれば珍しいことでもなんでもない、常に生きている中に転がっている。いつもギリギリだった、いつも大変だ、いつも平坦な道じゃなかった。人間生きてりゃ間違いなくそうだ。今に始まったことじゃない。
演劇だって踏ん張らなきゃいけないのは今に始まったことじゃない。折れない。絶対に。仲間と一緒に。友と共にあるから飛べるはずだ。進めるはずだ。それは覚悟だから。
難しい情勢だと思っています。それでもあえて言います。劇場でお待ちしています。ここにはどこにもない、ここだけの"光"があります。

王子さま役 伊藤理々杏 コメント

音楽劇『星の飛行士』にて王子様を演じさせて頂きます、伊藤理々杏です。
この作品は今伝えたい事、届けたい事が沢山詰まったものとなっており皆様に色々な感情をお届け出来ると思います。全ての瞬間を大切にしながら王子様として劇場で精一杯生きていきます。ぜひ素敵な世界をお楽しみ頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します!

コンスエロ役 沙央くらま コメント

音楽劇『星の飛行士』にて、コンスエロ役を演じさせて頂きます、沙央くらまです。
この作品を今この時期にするべき意味も含め、とてもステキなメッセージが込められた作品です。コンスエロはサン=テグジュペリの妻として生き抜く中で、沢山の葛藤がありました。でも変わらずにあるもは"愛"だったと思います。離れていても、例え別れが訪れても、愛は形ではなく感じることができるものだと改めて思いました。この作品に出会えた全ての方々に、この作品の「大切なことは目に見えない」というテーマと共に何かを感じて頂けたら幸いです。是非、こんな時期だからこそお待ち致しております

コンスエロ役 高月彩良 コメント

音楽劇『星の飛行士』にてコンスエロ役を演じさせて頂きます、高月彩良です。
サン=テグジュペリ、飛行機と共に沢山の景色を巡れる壮大で美しい作品となっております。演劇を行うのが困難な状況になってしまいましたが、舞台上に立った時はどんな状況でも生きていたい。表現していきたい。と、今回そう強く胸に想いました。その想いを、見て下さる方にパワーとして伝わるよう魂を込めて毎公演挑んでいきたいです。劇場でお待ちしております。宜しくお願い致します。

ファビアン役 櫻井圭登 コメント

音楽劇『星の飛行士』にて、ファビアン役を演じさせて頂きます、櫻井圭登です。
改めてこのカンパニー参加させて頂けた事、幸せを感じております。稽古場で辺りを見渡せば、演劇という夢が空いっぱいに広がっていました。僕もその一員として、沢山の想いを皆様に届けられるように、精一杯舞台上で生きます。応援のほど、何卒宜しくお願い致します!!

シリウス役 伊藤優衣 コメント

星の住人、シリウスとして出演させて頂きます、伊藤優衣です。
稽古を重ねるごとにどんどん熱量が上がっていった音楽劇『星の飛行士』。作品に散りばめられている言葉達が本当に素敵で、毎日胸に響くワードが違うので私自身とても楽しんでいます。皆様にも無事に届きますように。

ベガ役 里中将道 コメント

音楽劇『星の飛行士』にて、星の住人、ベガを演じさせて頂きます、里中将道です。
稽古が始まったその時から役者・スタッフ、一人一人が良い作品にしようと努力してきました。
自分自身もこの作品を本当に皆さんに届けたい一心で今日まで取り組んできました。こういう時だからこそ、一人でも多くの方に観てほしいです。見所は、どのシーンも「見所」です。素敵な言葉と音楽が沢山溢れてる舞台です。その一つ一つに注目して欲しいですし、1人1人の気持ちが皆さんに届けばと思います。全公演最後まで健康に気をつけて全力で頑張ります。

スピカ役 明音亜弥 コメント

音楽劇『星の飛行士』にて、星の住人、スピカ役を演じさせて頂きます、明音亜弥です。
今この時にお芝居を観て頂けること、演劇ができる奇跡に感謝致します。この「演劇の毛利さん」というプロジェクトに携わり感じたことは、全ての方の努力と希望、作品を届けたいという尊くて熱い意志です。そして、『星の飛行士』はその想いが具現化されたような魂の作品だと思います。誰しも孤独や不安を平等に抱えている今、同じ感情を抱く仲間です。私も同じ仲間ですが、"スピカ"を通して皆様と明るく前向きな一分一秒を過ごせることが楽しみです! 今できることを大切に頑張ります。宜しくお願い致します!

レグルス役 山川ありそ コメント

音楽劇『星の飛行士』にて、星の住人、レグルスを演じます、山川ありそです。
リアルとファンタジーで紡ぐアントワーヌ・ド・サン=テクジュペリの物語。何を大切のするのか。何を目標とするのか。何をもってして生きるとするか。今、問われる演劇の現実が詰め込まれているように僕は思います。
まぁ、そんな事とか関係なしに楽しんでいただければ幸いです! ご観劇お待ちしております。

デネブ役 竹内尚文 コメント

この度、音楽劇『星の飛行士』にて星の住人の一人、デネブ役を演じさせて頂きます、竹内尚文です。
座組全員が一丸となり作り上げた、今だからこそ出来る美しいお話です。お客様がどんな感想を抱くのか、とても楽しみです。星の住人の皆は劇中色んな役をやりますので、ご注目くださいませ!
劇場で、はたまた画面の向こうで皆様をお待ちしております。どうぞお楽しみに。

カペラ役 ザンヨウコ コメント

音楽劇『星の飛行士』カペラ役を演じさせて頂きます、ザンヨウコです!
今回は初めましての方が多かったですし、人と人との触れ合いが難しい状況ではありましたが、お稽古を重ねていきカンパニーの皆さんと心を通わせる事が出来たのではないかと思っています。大切なものは何なのか。そんな普遍的な事を考えさせられる作品です。大変な時ではありますが、もし、ご都合が許せば一緒に星の世界へ参りましょう!!

レオン・ウェルト役 岡田達也 コメント

とても残念なことですが「絶対に観にきてくださいね!」なんて、気軽に言えない世の中になってしまいました。それは重々承知しているつもりです。それでも「人には生きるは楽しみ」が必要だと思うのです。生きるということが苦痛なだけではしんどいじゃないですか。図々しいのを承知で言わせてもらえるなら、演劇がその一部になれたら…と切に願います。
“生きる”ということは、どこに、何に、価値を見出すのか?
そんなことに触れていただけたら幸いです。

飛行士役 池田純矢 コメント

命をかける価値のあるもの。
それぞれの立場で、環境で、生活で、"価値"は大きく揺らいでいるのだと思います。それでも、変わらず己の中に燦然と輝く〝価値"があります。
音楽劇『星の飛行士』の劇世界を通して、その煌めきを是非ともお客様にお届けしたい、そしてそれが出来る幸せを噛み締めるのが、"今"で良かったと心から思います。
たった2時間の間に巻き起こる人生と言う旅を、どうぞ存分にお楽しみ下さいませ。

リヴィエール役 良知真次 コメント

支配人リヴィエール役を演じさせていただきます、良知真次です。
演出家、毛利さんの新たなプロジェクト「演劇の毛利さん」の第一弾作品。音楽劇『星の飛行士』はキャスト・スタッフ力を合わせて、シーンを1つ1つ作っていきました。まだまだ大変な状況が続きます。最後まで諦めずに取り組んでいきたいと思います。
NEVER GIVE UP.
ご期待下さい。