BSテレ東の新真夜中ドラマ『どんぶり委員長』(10月24日スタート 毎週土曜24:00~)のオンライン会見が20日に行われ、伊原六花、小西詠斗、前田航基、伊藤理々杏(乃木坂46)が登場した。

  • 左から前田航基、伊原六花、小西詠斗、伊藤理々杏

    左から前田航基、伊原六花、小西詠斗、伊藤理々杏

同作は市川ヒロシによる同名コミックの実写化作。ばたふ学園2年C組の学級委員長(伊原六花)は裕福な家庭のお嬢様育ちで、真面目&高飛車。調理実習をサボったクラスのイケメン問題児・吉田(小西詠斗)に食材の鶏肉を届けたことをきっかけに、吉田の作った親子丼を食べた委員長は、どんぶりとの奇跡の出会いを果たし、次から次へと吉田へ注文をすることになる。

伊原は「どんぶりをかっこむ機会があまりない。でも撮影を始めるとどんぶりがめちゃめちゃおいしくて、驚きのどんぶりもあって、どんぶり愛に目覚めました」と実際に委員長の気持ちを体感している様子。小西は「この役をいただくまで全く料理をしたことなくて、包丁も握ったことがないくらいだったので、家ですごく練習して行ったんですけど、人に作る楽しさを感じましたし、委員長の食べっぷりがいいので、作りがいを感じます」と料理に目覚めていた。

2人の様子について、前田は「2~3日に1回くらい撮影に行くんですが、ちょっとずつ2人の距離が縮まってて、すごいリアル」と表し、「今回どれくらい仲良くなってるのかな、と思いながら行くと無事に毎回仲良くなってて。カップルになるんじゃないかな? なんて」とリアルな展開に期待も。そんな伊原と恋のライバルとなる伊藤は「結構睨み合うシーンがあるんですけど、目が合うと笑っちゃうよね」と苦笑し、伊原は「かわいくて……見てるとかわいいと思って笑っちゃってましたね」と振り返った。

また実際にアイドルとして活躍し、作中でもアイドル役となる伊藤は「博多からアイドルとして上京してきたという設定なんですけど、私自身沖縄から上京してきたというのがあるので、すごくシンパシーを感じて」と明かす。「感情を考える時は、自分の経験を踏まえながら、どう考えてるのかなというのがわかりやすかった。アイドル役は楽しめたと思います」と自信を見せた。

作中には様々などんぶりが出てくるが、毎回順位を発表しているという伊原は「今1番好きなのは、"タバスコすきすきすき焼きトマト丼"」と、トマトすき焼きにタバスコをかけたメニューを1位に。前田は「僕、こう見えて野菜も結構好きで、その中でもナスがすごい好きで、ナスのステーキ丼が出てくるんですよ。僕はそのシーンにいないんですけど、超おいしそうやなと思って、台本を読んでるだけでよだれが止まらなくて、自分で作ってやろうと企んでます」と明かした。

小西は「親子丼を本当に作ったことなくて、緊張して。毎日袋入りの玉ねぎを買って、すべて切って冷蔵庫に溜め込んでたんです。無限にオニオンスープが作れるくらい、異常な量を切ってたので、親子丼にしときます」と努力の思い入れも込みで決定し、「撮影でも自分で作っているので注目してもらいたいです」とアピールする。さらに伊藤が「実際食べてはないんですけど、ローストビーフ丼は撮影で六花ちゃんが『おいしかった』と太鼓判を押してたので、食べてみたいです」と語ると、伊原は「ちなみに、2位です。すき焼きが超えてきました」と、順位の変動が起こっていたようだった。

エンディングでは、アイドルグループ・B.O.L.Tの新曲「Don’t Blink」に合わせた「どんぶりダンス」も流れるということで、キャスト陣はその場で披露。こちらは「どんぶりダンスコンテスト」として、視聴者のアレンジ動画をTwitter上で募集するという。B.O.L.Tはドラマにも出演しており、「水族館デートにお邪魔しました」と発表していた。

(C) 「どんぶり委員長」製作委員会 2020