JRグループは7日、今年のゴールデンウィーク期間(4月24日から5月6日までの13日間)の輸送概況を発表した。新型コロナウイルス感染症にともなう緊急事態宣言の発令などにより、各社とも期間中の利用が大きく減少する結果となった。

  • 成田空港駅発着の特急「成田エクスプレス」

JR東日本は新幹線・在来線の合計で31万8,000人、前年比5%の利用状況だったと発表。東北新幹線は前年比5%、上越新幹線は前年比6%、北陸新幹線は前年比4%とされ、在来線では成田空港駅発着の特急「成田エクスプレス」が前年比1%、東海道本線の特急「踊り子」などが前年比2%となった。JR北海道は新幹線・在来線の4線区合計で2万5,800人、前年比7%の利用状況だったと発表。北海道新幹線は前年比3%だった。

JR東海はゴールデンウィーク期間中の東海道新幹線に関して、全体の輸送量は29万2,000人で前年比6%と発表。内訳は「のぞみ」19万4,000人、「ひかり」4万人、「こだま」5万7,000人(合計値は四捨五入の関係で合致しない)となった。同社の在来線特急列車は前年比4%の利用状況だった。

JR西日本は新幹線の利用状況に関して、山陽新幹線は前年同日比5%、北陸新幹線は前年同日比3%と発表。在来線特急列車は前年同日比5%となった。JR四国は瀬戸大橋線で前年比10%、予讃線・土讃線・高徳線の主要3線区で前年比10%の利用状況だったと発表している。

JR九州は九州新幹線の利用状況を前年比7.1%、在来線特急列車(長崎本線・日豊本線)も含めた3線区合計の利用状況を前年比5.9%と発表。緊急事態宣言が全国に発出され、九州島内でも県境を越えた不要不急の移動を自粛するよう要請されたことを踏まえ、同社は5月2~6日、すべての特急列車を運休とした。このことも影響し、利用人員の大幅な減少につながったとしている。