映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が23日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也が登場した。

  • 浜辺美波

    浜辺美波

同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。

浜辺演じる比留子のキュンとくるシーンを聞かれた男性陣。神木は「キスさせせあげる……」と吐息まじりに浜辺の真似をし、浜辺は「ひどい」と苦笑する。「キュンキュンするセリフだと思いますよ」とフォローする神木に、浜辺は「あの時よりも舌を鍛えたので。滑舌も! 鍛えました」と自信を見せた。「もう1回聞きたいくらい」という神木の振りに、なぜか「3回言いますね」と早口言葉風に挑戦した浜辺は「キスさせてあげる、キスさせてあげる、キスさせてあげる」と成功。「リベンジしたいくらいですね」と笑顔を見せた。

一方、中村は「必要以上にナポリタンを頬張りすぎるところがいいですね。べーさん(浜辺)の根性が出てますし、ギャップが」と褒める。浜辺は「頬張りすぎて喉がつまっちゃったのを助けてくれたのがお二人でして、思い出深いシーンです。息ができなくなって、止めてくださいとも言えないくらい詰まっちゃった、死にかけたところを助けてくれた」としみじみ。「そのあと中村さんが一口大に『このくらいだったらいけるかね』って分けてくれて、フォークにくるくるってしてくれて、助けてもらいましたね」と明かすと、会場のファンからも歓声が起こっていた。

また理想のクリスマスプランがトークテーマになると、「ザ・定番プラン」と掲げた浜辺は、「朝起きたらクリスマスプレゼントが、ツリーの下に。クロースから。サンタのクロースから」と独特の表現で周囲を戸惑わせる。「1日なんとなくいろんなことがあって過ごして、真ん中部分は色々あって。夜は、七面鳥が食べたい。洋画とかでよく出てくる、丸鳥一匹。七面鳥の、てかっとした茶色いアレ、見たことないんですよ。だから、アレが見てみたい」と七面鳥を表現し、中村から「全然美味しそうじゃない!」とつっこまれるも意に介さない浜辺。「夜に『ホーム・アローン』を見たい。あれ見たらクリスマスですね~、はい」と締め、「クロース」呼ばわりについては「"サンタ"が一瞬出なかった」と釈明した。