JR北海道は11月16・17日、「山紫水明」シリーズの「山明」号と「紫水」号(ともにキハ40形)を初めて連結し、「山紫水明」号として札沼線を運行する団体ツアー「山明号と紫水号の2両共演! 山紫水明号で行く札沼線への旅」を実施する。

  • 「山明」号の外観(JR北海道提供)

「山明号と紫水号の2両共演! 山紫水明号で行く札沼線への旅」では、11月16日出発の「月形町・当別町コース」、11月17日出発の「新十津川町・浦臼町コース」を設定。「山紫水明」号に乗車し、札沼線の景色を眺めながらゆったりとした旅行を楽しめる。特典として、ツアー参加者全員に「山紫水明」号ツアーオリジナル乗車証明書を配布するほか、軽めの朝食として札沼線沿線の素材を盛り込んだオリジナル弁当も用意。各町による特産品販売やご当地キャラクターの出迎えなども企画されている。

「月形町・当別町コース」では、往路の札幌駅から石狩月形駅まで「山紫水明」号に乗車し、復路は貸切バスを利用する。旅行代金は大人1万800円・こども9,800円(札幌駅発着)。募集定員は72名。「新十津川町・浦臼町コース」では、往路の札幌駅から新十津川駅まで「山紫水明」号に乗車し、復路は貸切バスを利用する。旅行代金は大人1万2,000円・こども1万1,000円(札幌駅発着)。募集定員は72名となる。

  • 「山明」号の車内(JR北海道提供)

どちらのコースも、10月1日14時からJR北海道ツインクルデスクで販売開始する。なお、「山明」号と「紫水」号のどちらに乗るかを選択することはできず、ボックスシート(2席が向かい合わせの座席)のため相席となる場合がある。