JR北海道は11日、新千歳空港へのアクセス輸送の強化として、快速「エアポート」で使用する車両の新製増備・信号機等地上設備の増強を行い、2020年春に快速「エアポート」の増発などを実施すると発表した。

  • 2020年春から快速「エアポート」の輸送力増強が図られ、朝・夜に特別快速「エアポート」も設定される

同社は新千歳空港アクセスについて、近年のインバウンドの増加などで今後も利用増加が見込まれることから、空港アクセス輸送の強化を検討してきた。

2020年春に予定される快速「エアポート」の増発により、現在、毎時4本で設定している快速「エアポート」を「毎時5本化」し、32本の増発を実施。現行の計116本から増発後は148本となり、輸送力は3割の増強となる。

増発する快速「エアポート」のうち、朝通勤時間帯と夜間帯には、空港アクセスと沿線利用の棲み分けを図るため、途中の新札幌駅・南千歳駅のみ停車する速達タイプの特別快速「エアポート」を設定。現在、新千歳空港~札幌間の所要時分は最速37分だが、特別快速では33分に短縮される。設定本数は計4本で、朝通勤時間帯に新千歳空港行を2本設定し、うち1本は新千歳空港8時発の羽田便に間に合う設定に。夜間帯にも札幌行を2本設定する。

あわせて早朝時間帯、札幌駅を6時前に発車し、新千歳空港駅に6時半頃に到着する「エアポート」も新設される。いずれも実施時期は2020年春を予定しており、具体的なダイヤなど詳細は決定し次第、改めて告知される。