北九州高速鉄道は西日本工業大学デザイン学部と共同で、北九州モノレールの駅を利用しない歩行者が改札口を抜け、駅を南北に通り抜けられるようにする社会実験を9月11~15日に実施した。

  • 北九州高速鉄道が西日本工業大学デザイン学部と共同で社会実験を行ったという

両者が2018年度から取り組む「駅イノベーションプロジェクト」の一環で、香春口三萩野駅にて社会実験を実施。三萩野交差点歩道橋と各バス停をつなぐ立体通路にある駅だが、駅構内の北と南に改札口があり、歩行者は南北に通り抜けることができない。

社会実験では、改札口を通行できる「通行券」を発行し、通り抜けできる駅舎の可能性を検討したという。これと同時に、空きスペースを活用したマルシェの開催、壁や柱を利用したデジタルサイネージの設置も行い、駅を中心とした地域の交流拠点としての可能性も探るとしている。