JR九州、西日本鉄道、福岡市交通局の3社局は、列車内でのリュックサック携行時のマナーを呼びかける共同マナーキャンペーンを展開すると発表した。

  • 車内ポスターイメージ

キャンペーンの背景として、リュックサックの利用がレジャーだけでなく通勤・通学時にも広がっている状況が挙げられる。リュックサックを背負ったまま乗車する人が増え、車内の混雑がさらに激しくなるだけでなく、背中の荷物が他の乗客にぶつかることでトラブルの原因になりかねない。

そこで、混雑時のリュックの取扱いについて、「前に抱える」「手に持つ」「荷物棚の上に置く」のいずれかの方法を取るように、ポスターやステッカーで利用者に呼びかけることとした。

  • 車内ステッカーイメージ

ポスターとステッカーは3月中旬以降、3社局の列車内に掲出(九州新幹線などを除く)。ポスターは5月初旬までを強化期間として掲出し、ステッカーについてはとくに期限を定めない。あわせて駅や車内の放送でも、リュック携行時のマナーを呼びかける。