モデルの西山茉希が、5日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『チマタの噺』(毎週水曜24:12~25:00)にゲスト出演し、「ママモデル」の悩みを告白した。

西山茉希

西山茉希

2013年に俳優の早乙女太一と結婚し、同年に第1子、2016年に第2子を出産した西山。司会の笑福亭鶴瓶は、西山が昨年12月に発売したスタイルブック『Life 西山茉希 母として、モデルとして、女性として』(世界文化社)の内容に触れ、仕事と両立して家事、育児をこなす西山を褒めながら、そのイメージが世間に浸透していないと推測。「世の中は、下世話なことだけを覚えていて、ちゃんとしたことをあまり知りたないんやろうな」と語った。

西山自身も肌で感じているようで、「ちゃんとしてるのが嫌なんじゃないですか? “西山茉希”という人間がちゃんとしてる感って、あまり求められてないというか。結構、クズだと思われてるじゃないですか?」と客観視し、「肩書きにモデルと付くだけで、『ちゃんとしてなさそう』とか『自分の美意識だけだろう』とか『子どもをすぐ預けてんだろう』とか思われがちなんですよ。それ、非常に悔しい」と吐露する。

鶴瓶が「炎上すんの?」と心配すると、「今の御時世、されやすくはなってますよね。“お母さん”というくくりが付くと」と分析。西山がSNS上に投稿した内容には、「お母さんなのに1人でご飯食べてる」「友達と飲みに行ってる」「子どもは?」といった反応が寄せられることもあるそうで、「やってんだわ、こっちは! ご飯も作って食べさせた後で『今日は出かけていいですか』という1日を過ごして、その一部分をSNSにあげるわけですよ」と不満をぶちまけた。

ネット上で一部のユーザーから向けられる「育児放棄」の目。西山は、「したいわ!」「できるんだったらしたい日だって、そりゃあありますよ!」と本音を漏らしつつ、「でも、『しない』という人生を責任を持って生きているわけですから」と訴えていた。