俳優・鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第18話「流人 菊池源吾」が13日に放送され、平均視聴率が14.4%だったことが14日、分かった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

二階堂ふみ

二階堂ふみ

本編を休止して4月1日に放送された特別番組では初の1ケタ台となる9.7%。以降は13話13.0%、14話11.9%、15話13.4%、16話11.1%、17話12.0%と11~13%の前後を推移していたが、特別番組の前週に放送された12話以来の14%台に回復。舞台を奄美大島へと移して好スタートを切った。

月照(尾上菊之助)と共に冬の錦江湾に身を投げた吉之助(鈴木亮平)は、奇跡的に一命を取り留める。藩命により菊池源吾という名で奄美大島に流され、龍家の当主・龍佐民(柄本明)の世話に。自暴自棄になっていた中、島人たちが薩摩の過酷な支配により黒糖作りを強いられて困窮していることを、島の娘・とぅま(二階堂ふみ)から教えられる。

この18話からは奄美言葉に日本語字幕を表示して"異国感"を演出。鈴木は9日に行われた試写会で二階堂を「本当に素晴らしい女優さんで、感性のバケモノだと思った」「本読みの時点で『この人すごい』とまじまじと感じたので身を委ねた」と激賞していたが、放送後の視聴者からは「バケモノ」と形容した鈴木に納得の声のほか、「演技がバケモノ」「凄い」「表情もピカイチ」「見事なキャスティング」といった称賛の声がネット上にあふれている。

『西郷どん』視聴率推移・一覧(ビデオリサーチ調べ・関東地区)