(C)Masayuki Qusumi,Jiro Taniguchi/Fusosha

テレビ東京で今年1月から3月にかけて松重豊の主演でドラマ化されたマンガ『孤独のグルメ』。主人公の個人貿易商・井之頭五郎が繰り広げるちょっとおかしくも真面目な「食」へのこだわりをリアルに描き、一部に熱狂的なファンを獲得。今から15年以上前に月刊誌に連載されていたマンガにもかかわらず今回ドラマ化が実現した、まさにカルト的人気を誇るグルメマンガなのです。

その『孤独のグルメ』に関するアンケートを男女300人に実施し、作品の持つ奥深い魅力に迫っていこうという今回の企画。(ランキングTOP10は下記に記載)

「これぞ井之頭五郎!」というひと言は?

まず最初の質問は「名言・迷言・珍言・独り言の中から、『これぞ井之頭五郎!』というひと言は?」。数ある名ゼリフの中から選ばれた堂々の1位はこちら。

「うーん……ぶた肉ととん汁でぶたがダブってしまった」(第1話)

第1話にして1位という、やや実も蓋もない結果ではありますが、このセリフが井之頭五郎という人物のすべてを表していると言っても過言ではありません。熱心なファンにはおなじみの「食材ダブり」はもはや『孤独のグルメ』の鉄板ネタ。まさに「これがなければ井之頭五郎じゃない!」というくらいのお約束であり、一見、スキのない完璧な男に見える五郎の意外な面を引き出している心憎いセリフとも言えるのです。

そして第8話からは2位の「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」と5位の「まるで俺の体は製鉄所胃はその溶鉱炉のようだ」と2つのセリフがランクイン。どちらもこれぞまさに男メシ! といった力強さがにじみ出てくる、実に五郎らしいセリフです。

いずれ劣らぬ珠玉の名ゼリフぞろいですが、そのほかのセリフで印象的なのは15位の「この街には“食欲”というものが欠乏している気がする」(第17話)。料理や店を軽々と通り越して「街」を語ってしまう五郎にもはや敵はいません。かと思えば「腹もペコちゃんだし、夜食でも食ってひと息つくか」(第15話)といった可愛らしいセリフも支持を集めました。

順位 台詞 票数(%)
1位 うーん…ぶた肉ととん汁でぶたがダブってしまった(第1話) 20.7
2位 うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ(第8話) 6.7
3位 俺は歩きながら腹ごしらえの算段をする(第3話) 6.5
4位 モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか救われてなきゃあ ダメなんだ 独りで静かで豊かで……(第12話) 6.3
5位 まるで俺の体は製鉄所 胃はその溶鉱炉のようだ(第8話) 5.7
5位 ラストの2枚……あれが効いたな(第2話) 5.7
7位 ここでは青空がおかずだ(第16話) 4.9
8位 うわ…なんだこのホウレン草 固くて臭くて…まるで道端の草を食っているようだが マズくない!けっしてマズくないぞ!! ああ うまい! なんだかなつかしい味だ(第10話) 4.7
9位 このワザとらしいメロン味!(10話) 4.6
10位 腹もペコちゃんだし 夜食でも食ってひと息つくか(15話) 4.3

この中にみなさんの好きなセリフはランクインしていましたか? これらのセリフを心の中でつぶやきながら食べてみると、いつも食べている料理も美味しく味わえるかもしれませんよ。うおォン!

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