女優の石原さとみが4月30日、東京・赤坂ACTシアターで舞台『港町純情オセロ』の会見に出席した。

舞台『港町純情オセロ』の会見に出席した石原さとみ(右)と橋本じゅん 拡大画像を見る

『港町純情オセロ』は、W.シェイクスピアの四大悲劇のひとつである『オセロー』を原作とする物語。舞台を戦前の日本・関西のとある港町に置き換え、ヤクザたちが繰り広げるギャング活劇が展開される。脚色は青木豪、演出はいのうえひでのりが担当し、劇団☆新感線ならではの"昭和の和製シェイクスピア"をおくる。

1週間の大阪公演を終え、この日から東京公演をスタートさせるにあたり、石原は「お客さんが変わる舞台も変わるんで、東京のお客さんの反応が楽しみです。たくさん笑って、泣いて、感動していただけると思いますので、是非体感してほしい」とアピール。主演の橋本も「『オセロー』の設定をそのまま日本に変えただけなんで、シェイクスピア入門にはうってつけかと思います。今まで敷居が高いと感じていた方は是非ご覧いただきたいですね」と呼びかけた。

橋本と石原は、夫婦を演じ、2人がじゃれ合うシーンを石原は「うざくてバカっぽくて、でもラブラブになるように2人で考えたアドリブなんです」と語り、橋本も「さとみちゃんがたくさんアイディアを出してくれましたね(笑)」とエピソードを披露。さらに「彼女は稽古の最初からプロフェッショナルで、腹がすわっていました」と演技も絶賛していた。

『港町純情オセロ』東京公演は、4月30日から5月15日の期間、赤坂ACTシアターで上演される。