京都在住のイラストレータ・シロシオさんが、京都の名所や一風変わった珍スポット、さらには絶品グルメなどを漫画でゆる~く紹介します。今回のテーマは「みたらし祭」です。

 無病息災を祈る「みたらし祭」

どうも、シロシオです~! 祇園祭も後祭の宵山に入りましたが、この時期はお祭りが盛りだくさん!! 7月19日からは下鴨神社で「みたらし祭」が始まっています。

この祭りは「足つけ神事」とも呼ばれ、境内の池に足をつけて罪や穢れを祓い、無病息災を祈るというものです。地下から冷水が湧き出ているので、足をつけた瞬間びっくり……! 多くの人の悲鳴が響きわたります(笑)

御手洗社前の祭壇にロウソクを献灯し、無病息災のお祈りをした後に神水授与所でご神水が飲めます。下鴨神社のシンボル・双葉葵が描かれた「鴨のくぼて」と呼ばれる器に注いでくれます。くぼて(窪手)は下鴨神社で発掘され、お祭りのお供えを盛りつけていた土器の名前です。境内にある休憩処さるやでも、この鴨のくぼてでお茶をいただけます(申餅もとってもおいしいのでぜひ!)。

 動きやすい服装での来場がおすすめ

さてこのみたらし祭ですが、年々来場者が増えているようです。特に夜は提灯やロウソクの光が綺麗で雰囲気も良く、18時頃から人が混みだします。 のんびり楽しみたい方は、午前中に行くのをおすすめします(朝9:00~夜21:00まで開催しており、初日は5:30からやっています)。

服装はオシャレな浴衣で来る方も多いですが、私は動きやすさを重視しています! 脱ぎやすい靴と、両手が使えるように肩掛けバックかリュック。池の深さが大人の膝下まであるので、膝上のスカートやパンツでまくりやすい服にしています。日中は暑いので帽子や日焼け止め、虫も多いので虫除けスプレーも必須です。

京都の方は知っている人も多いですが、下鴨神社はみたらし団子の発祥地です。そのいわれには諸説あります。鎌倉時代に後醍醐天皇が下鴨神社を訪れ、御手洗池で水をすくった際に大きい泡が1つ出て、その後に泡が4つ続いたという逸話から泡を団子に見立てて作られたという説が一つ。また、串先の団子を頭部、続く4つの団子を四肢といったように、串を人間に見立ててお供えをし、祈祷した後に持ち帰って食べることで、厄除けをしたという説もあるそうです。

門前にある加茂みたらし茶屋の加茂みたらし団子は、今も5つ刺さったみたらし団子を食べられます! 黒砂糖がきいたタレがいっぱいかかっていて、ペロッと食べられるおいしさ♪ お祭りの最中は屋台でも売られているので、ぜひ食べてみてください!!

筆者プロフィール: シロシオ

京都在住イラストレーター、京都精華大学デザイン学科卒。主に書籍の挿絵や漫画の仕事を中心に活動。児童書では共著「ランドセル名作 3つのごちそう」や、実用書などでは「コミックエッセイ 先生、教えてください! 人体の大疑問」など、幅広い世代に向けてイラストや漫画を提供。自身の健康なスローライフをテーマにしたゆる活コミックエッセイも執筆。ダイエットで10kg痩せたきっかけから健康食に目覚め、2019年1月から発酵食大学に通い、発酵食を学び1日1糀の生活を送っている。ウェブサイトも運営している。