「上はジャケット、下はジャージでオンライン会議。もちろん背景はバーチャルで」誰もが持つONの姿とOFFの姿を、あの「リカちゃん」が再現したら……そんなユニークな展覧会「リカちゃんのON/OFF展」が東京・新宿で開催される。

  • 「リカちゃんのON/OFF展」

    「リカちゃんのON/OFF展」

約2割が大人ファン「#リカ活」の勢い

来年で発売から60周年を迎える「リカちゃん」。美人でスタイル抜群、女の子たちの憧れの存在だったリカちゃんは、今や「#リカ活」として大人世代にもブームを巻き起こしている。Instagramで「#リカ活」と検索すると、約28万件の投稿がヒット。投稿を見てみると、オシャレな服を着て撮影するモデルのようなリカちゃんや、お茶を抱えて足で冷蔵庫を閉める日常すぎるリカちゃんなど、思い思いのリカ活を楽しんでいる人が多いようだ。

タカラトミーの広報担当者によると、コロナ禍のおうち時間が増えたことでリカ活を楽しむ人が徐々に増え始め、今や売り上げの約2割を大人のファンが占めているという。さまざまなキャラクターや企業、有名人とのコラボ商品も多数発売されており、中には発表から2時間で予約完売してしまったコラボ商品もあるのだとか。

今回、リカちゃんのキラキラな「ON」の一面ばかりではなく、素をさらけだした「OFF」の姿を見せる展覧会を開催することについては、「OFFの自分は誰もが持っている一面であり、リカちゃんを通して『私もこういうところある』とコミュニケーションのきかっけになれば」と広報担当者は話す。

  • 展覧会メッセージ

    展覧会メッセージ

リカちゃんはなぜ人を惹きつけるのか

まず来場者を出迎えるのは、直径1メートルの巨大リカちゃん。顔のアップをこんなに引き延ばしても可愛いなんて、リカちゃんおそるべし。リカちゃんの顔の周りにはリカちゃんのONとOFFを象徴するグッズが並ぶ。

  • 直径1メートルのリカちゃんがお出迎え

    直径1メートルのリカちゃんがお出迎え

なぜリカちゃんはどこから見ても可愛いのか、次のコーナーではその謎を解き明かす。なんと、美容やファッション業界の専門家が骨格やパーソナルカラーの視点からリカちゃんを分析。魅力の秘訣を知ることができるとともに、自分自身にも活かせる情報が得られる展示となっている。

  • パーソナルカラー別リカちゃん

「あるある」が止まらないリカちゃんのON/OFFスタイル

リカ活人気を後押しした人気クリエイター「現実を生きるリカちゃん」とのコラボ展示では、職業、プライベート、恋愛の3テーマでONバージョン、OFFバージョンのリカちゃんをジオラマで再現している。

  • インフルエンサーとして撮影に臨むONのリカちゃんと完全防備で自転車に乗るOFFのリカちゃん

  • ホテルのアフタヌーンティーを楽しむONのリカちゃんと深夜に1人ラーメンを楽しむOFFのリカちゃん

ちなみに、アナウンサーのリカちゃんは関西テレビの谷元アナウンサーが監修し、ONのリカちゃんの手元にある原稿に赤入れも行ったのだとか。

  • アナウンサーとしてニュース原稿を読むリカちゃん。本当はバラエティーのMCをしたいらしい

    アナウンサーとしてニュース原稿を読むリカちゃん。本当はバラエティーのMCをしたいらしい

会社員のリカちゃんのOFFバージョンでは、ジャケットに赤ジャージでリモート会議に出席する様子が。クローゼットからはみ出た服、段ボールから直接取り出すスタイルのお茶など、リアルすぎる会社員の実態が再現されている。

  • これが女のひとり暮らしのリアルだ

また、大学のサークルで素敵な先輩と出会ってから、恋愛に至るまでもON/OFFで再現。恋の駆け引きの裏で開催される作戦会議や、デートの服を選ぶ健気な姿、そして付き合って8年経った頃のマンネリ感までが展示されている。

  • 彼との運命的な出会いを即刻相談

  • デートの服を選ぶリカちゃん

    デートの服を選ぶリカちゃん

  • 付き合って8年目の空気感

    付き合って8年目の空気感

持参したリカちゃんを撮影できるフォトスポットも

会場では、実際に「リカ活」を楽しめるのもポイントのひとつだ。持参したMyリカちゃんを撮影できるフォトスポットのほか、リカちゃんを持っていない人のために貸し出し用リカちゃんも用意されている。ちなみに、リカちゃん以外の人形やぬいぐるみも大歓迎だとか。

「満員電車に揺られる顔はめパネル」という前代未聞のフォトスポットも必見だ。

また、グッズショップでは、メインビジュアルアイテムのほか、ON/OFFシチュエーションで撮り下ろした6種のリカちゃんデザインのアイテムなどを販売。OFFのリカちゃんが愛用している架空のフェス「ラブリーロックフェス!!」のTシャツや、スカーフ、トートバッグなど、リカちゃんとのおそろいコーデが楽しめるアイテムも展開する。

ONのリカちゃんとOFFのリカちゃんがセットになった特別仕様のリカちゃんも販売。数量限定のため、欲しい方はお早めに……。

  • 「リカちゃんのON/OFF展 リカちゃん」(11,000円)

    「リカちゃんのON/OFF展 リカちゃん」(11,000円)

OFFの自分も大切に

「ON」は表向きの自分、頑張ってつくる理想の自分でいる時間。「OFF」は素の自分、現実の自分でいる時間。現代人はその両方を行き来しながら生きている。

だらしないところもあるけれど、毎日を頑張って生きるリカちゃんの姿を通じて、自分自身のONもOFFも愛おしくなってくる。子どもの頃のお人形遊びとはまた違った、自分らしいリカちゃんとの寄り添い方を見つけられる、この展覧会はそんな場所なのかもしれない。

東京会場 開催概要

  • 展覧会名: 「リカちゃんのON/OFF展」
  • 開催日:3月4日~3月31日
  • 営業時間:11:00~20:00 ※最終入場は30分前まで
  • 会場:LUMINE 0 NEWoMan新宿店5F(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55)
  • 料金:平日/一般(高校生以上)2,000円、小中学生1,500円、ON/OFFリカちゃん付き10,800円、土日祝/一般(高校生以上)2,200円、小中学生1,700円、ON/OFFリカちゃん付き11,000円※未就学児入場無料

(c)TOMY/リカちゃんのON/OFF展製作委員会