ここ数年、怪談や奇談が再び注目を集めています。怪談イベントが各地で行われ、2025年に公開されたホラー映画『近畿地方のある場所について』は、興行収入15億円を突破するヒット。さらに、YouTubeやポッドキャストでの怪談チャンネルも人気を集めるなど、幅広い世代で盛り上がりを見せています。

そんなブームの中、連載『本当にあった…読者の実話怪談・奇談』は、マイナビニュース会員や読者から寄せられた「実際に体験した怪談・奇談」をもとに4コマ漫画化。背筋が寒くなる瞬間、誰にも信じてもらえないような不思議な出来事を“物語”として再現します(一部変更の可能性あり)。今回お届するのは、「風呂の窓に映った人影」の体験談。

読者の恐怖体験談「風呂の窓に映った人影」

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    読者の恐怖体験談「風呂の窓に映った人影」

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友人と旅館に泊まった夜。ひと足先に風呂へ入っていた女性の叫び声が響いた。

「ギャー!」

慌てて駆け付けた友人に、女性は震える声で告げる。

「いま、そこに……人影がいたの」

「誰? 出てきなさい!」

浴室の窓をそっと開けてのぞき込む……しかし、その先にあったのは“壁”。人が通れそうな隙間などどこにもない。

では、あの人影はいったい何だったのか……。

旅館やホテルなど、普段とは違う空間に泊まると、日常では感じにくい“気配”に敏感になることがある。とくに浴室は声や光が反響しやすく、影の映り込みや物音が「誰かの気配」として強調されてしまうことも少なくない。

一方で、近年は宿泊施設の防犯意識が高まり、小窓や通気口にも“人が侵入できない構造”が増えている。だからこそ、説明のつかない影や気配は、逆に“不思議さ”が際立ってしまう。

旅先で感じる違和感は、勘違いかもしれないし、旅館特有の静けさが生んだ錯覚かもしれない。それでも、見えないはずの何かがそこにいた――そう思う瞬間、非日常の空間は怪談へと姿を変える。

調査時期: 2025年7月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート