病院で働く人たちの毎日は、患者さんには見えない“事情”と“本音”でいっぱい。予約の時間、紹介状の必要性、救急外来の待ち時間……「どうして?」と思われがちな場面の裏側を、受付・看護師・技師などさまざまな医療従事者の視点で描くオムニバス連載。ちょっと笑えて、少しだけ病院の見え方が変わる“医療現場の裏側”をお届けします。

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解説

病院が混雑していると、「自分はあとどのくらい待つんだろう?」「予約時間を過ぎているけど大丈夫かな?」と、どうしても待ち時間が気になりますよね。そんなとき、忙しそうにしているスタッフを呼び止めて、待ち時間を確認したくなる気持ちもよく分かります。

ただ、これが院内でたくさん起こってしまうと、少し困ったことになります。

スタッフが患者さんへの対応中に呼び止められる

いったん仕事を中断して確認する

元の仕事に戻る

また別の患者さんから呼び止められる……

この繰り返しによって、本来進めるはずだった診療や検査、受付業務などが少しずつ遅れてしまいます。

つまり、「待ち時間を確認するための問い合わせ」が増えることで、かえって全体の待ち時間が長くなってしまう可能性があるのです。

もちろん、体調が悪い、予約時間を大幅に過ぎているなど、気になることがあれば遠慮なくスタッフに声をかけてください。

一方で、特に急ぎの用事がない場合は、できるだけスタッフが業務に集中できるよう、ご協力いただけると助かります。

病院では、予定どおりに進まないことも少なくありません。受診の際は、できれば「今日は少し時間がかかるかもしれない」くらいの気持ちで、スケジュールに余裕を持ってお越しください。

お待たせしてしまうことは、私たちも申し訳なく思っています。だからこそ、スタッフもできるだけスムーズに診療が進むよう頑張っています。患者さんにも少しだけご協力いただけると、病院全体がよりスムーズに回ります。

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