こんにちは! パーソナルトレーナーの片岡です。今回は、やせるために必要なトレーナーの活用法についてです。前回、ダイエット成功に近づけるには、ジムに通うことが最短ルートと説明しました。ジムに通ってほしい理由の一つは、そこに運動・ダイエットの専門家であるトレーナーがいるからです。

「ゴルフをゼロから始める」「英会話を身につけたい」など、何かを習得するにはその道のプロに聞くのが一番です。まずはどんなトレーナーを選ぶべきかを考えてみましょう。

  • ダイエットはトレーナーの指導のもとで行うと効果的です

なぜトレーナーをつけるのか

ジムのトレーニングを最大化させるのであれば、まずはトレーナーをつけるべきです。自分でひたすら頑張っていたとしても、効率的でなかったり、間違えたフォームでけがをしてしまうリスクも大いにあったりします。正しいフォームでトレーニングを行うことは、最も重要です。そのためにはトレーナーから学ぶことをお勧めしたいです。

ジムにいるトレーナーは、トレーニングが大好きな人ばかりです。彼らにとって、彼らへの質問は自分の知識を開示する場でもあるので、聞かれれば1を10で答えたくなるものです。なので、ジムに通い始めたらどんどん質問してみましょう。

トレーナーにもさまざまな方がいます。スポーツ指導に長けたトレーナーやリハビリに長けたトレーナー、ダイエットに長けたトレーナーなど。一般の方からすると、その違いを見分けるのは非常に困難です。

ただ、ダイエット・ボディメイクの観点からトレーナーを選ぶのであれば、どのトレーナーを選んでも問題ないと思います。なぜなら、トレーナーは基礎知識としてダイエット分野は必ず勉強しているからです。トレーニングのフォームであれば、事細かく説明してくれるでしょう。

トレーナーをつけるメリット

正しいフォームやトレーニング知識が身につくまでは、パーソナルトレーナーをつけてしまうのも十分にありです。マンツーマンなので短期間で確実に成果を導き出すことができますし、トレーニングへの理解も早まります。

最初にまとまったお金が発生するので、抵抗を感じてしまうかもしれませんが、一度自分で身に付けた知識と技術があれば、その後のコストは十分にコントロールできるのです。

週3回のジムを週2回に変えてもいいですし、自宅へのトレーニングに切り替えてもいいです。正しいかどうか自分ではわからないトレーニングをがむしゃらにやるよりは、パーソナルトレーナーを利用する方が効率的とも言えるのです。

実際に自分でジムに通い始めて1年経つのに、トレーニングは最初に教わったマシントレーニングのみで、身体も大して変わらなかったというのはよくあるパターンです。時間的にも金銭的にも、コスパが高いのがトレーナーをつけるメリットです。

フィットネスクラブのトレーナーでもいいですし、SNSで好みのトレーナーを探してもよし。あるいはパーソナルトレーニングジムに通うのも手段の一つです。自分の生活スタイルに合わせてトレーナーを選んでいきましょう!

夏服が似合う体型になろう!

今回は「ライイング・トライセップス・エクステンション」の正しいトレーニング法をお伝えします。この種目は三角筋(肩まわり)を集中的に鍛えていきます。夏服が似合う体型を鍛えるにはもってこいですよ!

(1)両手でバーベルを持ちベンチに仰向けになる。バーの手幅は肩幅より狭く

  • 両手でバーベルを持ちベンチに仰向けになる。バーの手幅は肩幅より狭く

    両手でバーベルを持ちベンチに仰向けになる

(2)おでこの位置に近づけるようバーベルを下ろしていく。肘を軽く閉めておく

  • おでこの位置に近づけるようバーベルを下ろしていく。肘を軽く閉めておく

    おでこの位置に近づけるようバーベルを下ろしていく

(3)腕が長い方は、おでこよりも上に降ろすと前腕の負担を少なくできる

  • 腕が長い場合、おでこよりも上に降ろすと前腕の負担を少なくできる

    腕が長い場合、おでこよりも上に降ろすと前腕の負担を少なくできる

各15回3セットが目標です。

あなたのダイエットのきっかけとなれば幸いです。

執筆者プロフィール: 片岡 弘道(かたおか ひろみち)

パーソナルジムH-BASE代表

1989年茨城県生まれ。大学在学中にフィットネスクラブのトレーナーとしてフィットネス業界のキャリアをスタート。その後パーソナルトレーナー、スタジオインストラクターを経て2017年に独立。「運動嫌いでも通えるジム」をテーマとして2017年、吉祥寺に「パーソナルジムH-BASE」を立ち上げる。月間200本のセッションを担当する人気パーソナルトレーナー。2019年4月にエイチベース新宿店をオープン。