深夜帰宅後につい夜食を食べてしまいがちなビジネスパーソンにお勧めの連載「ビジネスマンのためのダイエット夜食」。今回は「シャキシャキ野菜のサラダそば」です。

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GI値を意識して食事をするようにしましょう

夏になると、冷たいそばをズズズッと食べたくなることも多いかと思います。私はうどんよりもそば派なので、暑くなってくると一層そば熱が高まってきます。過去に18食連続でそばを食べた経験がありましたが、そのときですら「まだいけるぞ!」と思ったものです。

そんなそばは、実はダイエットに向いている食材だったりします。食後血糖値の上昇を示すGI値という数値があるのですが、そばは主食の食材の中でも低い傾向にあり、白米やうどんに比べて血糖値が上がりづらいという側面があります。ちなみに白米と玄米では、糖質自体はほぼ変わりませんが、GI値が玄米の方が低くなります。

この血糖値が上がると体内でインシュリンが分泌され、脂肪をため込みやすくなってしまいます。一度の食事では微々たるものかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」という言葉にもあるように、日々少しずつ意識をすることが大事になります。

今回ご紹介するのは、そばを使った夏らしいサラダです。そばを食べるときはどうしてもそれ単品になってしまい、栄養バランスが悪くなってしまう傾向にあります。野菜でボリュームたっぷりにすれば麺は半量でも十分な満足感になりますし、カロリーカットにもなります。

そばはのど越しがいいのでついつい噛まずに飲み込んでしまいたくなりますが、野菜も一緒にしっかりと噛んでいただきましょう!

シャキシャキ野菜のサラダそば

彩り豊かなサラダそばは、ヘルシーで栄養面にも優れます

材料(2人分)

そば(乾麺) 1束(100g) / パプリカ(赤・黄) 各1/4個 / タマネギ 1/4個 / レタス 1枚 / 水菜 1/2株 / めんつゆ(ストレート) 300cc

つくり方

1.パプリカはヘタを落として薄切りにする。タマネギは皮と芯を取って薄切りにする。レタスは手で食べやすい大きさにちぎる。水菜は根元を取ってざく切りにする。野菜すべてを5分水にさらす。

2.鍋に湯(分量外)をたっぷり沸かし、そばを3分半の固ゆでにする。茹で上がったらザルにあけて冷水で締める。

3.器に1と2を盛り付けてめんつゆをまわしかける。

  • パプリカはヘタを落として薄切りにする。タマネギは皮と芯を取って薄切りにする。レタスは手で食べやすい大きさにちぎる。水菜は根元を取ってざく切りにする。野菜すべてを5分水にさらす

    パプリカはヘタを落として薄切りにする。タマネギは皮と芯を取って薄切りにする。レタスは手で食べやすい大きさにちぎる。水菜は根元を取ってざく切りにする。野菜すべてを5分水にさらす

  • 鍋に湯(分量外)をたっぷり沸かし、そばを3分半の固ゆでにする。茹で上がったらザルにあけて冷水で締める

    鍋に湯(分量外)をたっぷり沸かし、そばを3分半の固ゆでにする。茹で上がったらザルにあけて冷水で締める

ポイント

■野菜を準備するのが面倒なときは、カット野菜をご使用ください。また、サラダチキンやツナ(水煮)などを加えると、たんぱく質も一緒に摂取できます

筆者プロフィール: キムケン

東京都内の会社に勤めている30代男性。旦那より稼ぎの良い妻の健康を守るため、日々料理を作っている。料理にまつわる四コマ漫画と、そのレシピ掲載したブログ「木村食堂」をほぼ毎日更新中。2016年10月に「うちメシ - ゆかいな我が家の漫画とレシピ」を上梓。