JR四国の特急「剣山」がダイヤ改正で上下各1本を減便。3月13日以降、下り列車(徳島発阿波池田行)は現行の7本から6本、上り列車(阿波池田発徳島行)は現行の6本から5本に減らされ、「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結する列車は上下各1本のみとなる。

  • 徳島~阿波池田間を走る特急「剣山」(2016年撮影)

特急「剣山」は特急形気動車キハ185系を使用し、徳島~阿波池田間を徳島線経由で運転。現行の下り7本・上り6本のうち、下り「剣山5・7号」、上り「剣山8・10号」において、土休日や夏休み・冬休み期間などに「ゆうゆうアンパンマンカー」(指定席)を連結して運転している。

ダイヤ改正後、午後の時間帯に運転される現行の下り「剣山7号」(徳島駅15時1分発・阿波池田駅16時16分着)、上り「剣山10号」(阿波池田駅16時32分発・徳島駅17時45分発)が運転取りやめとなり、下り6本・上り5本に減便。これにともない、「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結する列車は下り「剣山5号」、上り「剣山8号」のみとなる。

なお、「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結しての運転は3月以降も土休日に実施するほか、春休み期間の3月19から4月11日まで、ゴールデンウィーク期間の4月24日から5月9日まで、夏休み期間の7月17日から8月31日まで毎日運転を予定している。6月14日から7月16日までメンテナンスのため、「ゆうゆうアンパンマンカー」は連結されない。

JR四国は3月13日に実施するダイヤ改正で、徳島線徳島~穴吹間でパターンダイヤを導入する予定。同区間を9~17時台に運転する列車の時刻をおおむね統一し、徳島~阿波川島間などで普通列車を増発するという。ダイヤ改正後の特急「剣山」も、下り「剣山3・5・7・9号」を徳島駅9時0分発・12時0分発・18時0分発・19時0分発に統一。日中時間帯の上り「剣山6・8号」は阿波池田駅11時30分発・14時30分発にそろえられる。