JR四国は春の期間(2021年3~6月)、寝台特急「サンライズ瀬戸」の延長運転を高松~琴平間で実施する。下り「サンライズ瀬戸」に関して、3月13日のダイヤ改正後、東京駅の発車時刻を21時50分に変更することも明らかにした。

  • 寝台特急「サンライズ瀬戸」。今春も高松~琴平間の延長運転を行う

寝台特急「サンライズ瀬戸」は東京~高松間で運転され、東京~岡山間で寝台特急「サンライズ出雲」と併結運転を行う。現行の下り「サンライズ瀬戸・出雲」は東京駅22時0分発だが、JR東日本が3月13日のダイヤ改正で特急「湘南」を新設すると発表し、下り「湘南15号」が東京駅22時0分発(小田原行)となったことから、ダイヤ改正後の下り「サンライズ瀬戸・出雲」の東京駅発車時刻が注目されていた。JR四国の発表により、現行の時刻より10分前倒しすることが明らかになった。

下り「サンライズ瀬戸」の延長運転は、東京駅を休前日(金・土曜日など)に発車する列車を対象に実施しており、今春も3月5・6・12・13・19・20・26・27日、4月2・3・9・10・16・17・23・24・28・30日、5月1・2・3・4・7・8・14・15・21・22・28・29日、6月4・5・11・12・18・19・25・26日に東京駅を発車する列車で延長運転を行う予定。翌朝、高松駅に到着後、同駅を8時2分に発車する。途中の多度津駅、善通寺駅に停車し、琴平駅には8時39分に到着する。