秩父鉄道が3月に実施するダイヤ改正について発表。土休日ダイヤは3月13日、平日ダイヤは3月15日から変更し、最終列車の繰上げや利用者が減少している時間帯の減便を行う。平日の西武鉄道との直通運転は当面取りやめとなる。

  • 西武鉄道の車両4000系で運転される秩父鉄道への直通列車

西武鉄道と秩父鉄道を直通する列車は飯能~三峰口・長瀞間で設定されていたが、秩父鉄道は現在、新型コロナウイルス感染症への対応として計画運休を実施しており、西武鉄道との直通列車は平日に上下各1本、土休日に上下各2本、いずれも飯能~御花畑間での運転となっている。3月13日のダイヤ改正で、平日の直通運転は当面取りやめに。一方、土休日の直通運転に関して、今回のダイヤ改正で運行再開すると西武鉄道が発表している。

秩父鉄道は今回のダイヤ改正に関して、沿線人口の減少、近年の行動様式の変化にともない、利用状況を踏まえた上で、列車運転間隔や他社線との接続を考慮しつつ、利用者が減少している時間帯の列車本数を見直し、最終列車の時刻等についても見直すと説明している。詳細な時刻は2月中旬頃、同社サイトにて告知するとのこと。