今年4月に酒税法が改正され、より多彩なビールを楽しめるようになった。それによって、ますます人気が高まっているのが『クラフトビール』。流行に敏感な人、お酒に造詣が深い人、そしてデキるビジネスマンがこぞって注文している「クラフトビール」の魅力とは何なのか。今回は、「デキる男は料理やシーンで『飲み分ける』」をテーマに、クラフトビールの醸造所が併設したダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」の鈴木雄介さんにお話を伺った。

  • 東京・代官山「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」の鈴木雄介さん

クラフトビールの飲み分け方

前項今さら聞けない「クラフトビール」の話でも書いたように、クラフトビールはさまざまなスタイル、味わい、香りを楽しめるのが一番の魅力。そのため、気分やシーン、料理に合わせて適した一杯を選ぶのがツウの飲み方なのだ。「スプリングバレーブルワリー」の定番6種のクラフトビールを例に、『飲み分ける』方法をご紹介しよう。

◆オールマイティーな一杯
「496」
甘味・酸味・苦味のバランスを重要視したビール。個性と飲みやすさ、エールのような豊潤さ、ラガーのようなキレが楽しめる。どんな料理や気分にもマッチする
【こんなときに注文したい!】
味や香りのバランスが秀逸な一杯とあって一杯目にぴったり。

◆麦芽本来の旨味と甘味を表現
「COPELAND」
麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が調和した一杯。口に含むと、ビールらしい芳醇な味わい、あとに続く上質な苦味が堪能できる。
【こんなときに注文したい!】
ビールらしい豊かな味わいは、パスタやピザなど塩味の効いたメニューと好相性。

◆コーヒーのような味わい豊かな黒ビール
「Afterdark」
味のふくよかさ、飲みやすさを兼ね備えた黒ビール。麦芽と焙煎方法にこだわることで、ロースト感や渋みを抑えたマイルドな甘味と苦味が味わえる。
【こんなときに注文したい!】
コーヒーを彷彿とさせる味わいは、クリーム系の料理やスイーツに◎。

◆白ワインのようなフルーティーな味わい
「on the cloud」
小麦を使用した柔らかな味わいの一杯。ニュージーランド産の香り豊かな「ネルソンソーヴィンホップ」を使うことで、まるで白ワインのような爽やかな味に仕上げている
【こんなときに注文したい!】
軽い飲み口とあって、ハーブ系のメニューや魚料理などあっさりな食事にマッチ。

◆純和風のユニークなホワイトビール
「Daydream」
ゆずや山椒といった和の食材を使用したホワイトビール。フルーティーさやスパイシーさといった他のビールにはない個性的な味わいが堪能できる
【こんなときに注文したい!】
もちろん和食に最適。ひと味違う一杯が楽しみたいときにベスト。

◆華やかな味わいのフルーツ系ビール
「JAZZBERRY」
ラズベリーの果汁を加えて醸造した一杯。口に含むと、ほんのりラズベリーの香りや酸味が堪能できる華やかな味わいが魅力。
【こんなときに注文したい!】
フルーツ系のビールは飲みやすいので、女性に勧めてみるのもアリ。

と、このようにクラフトビールの味わいは実に多種多彩。注文するときは、お店のスタッフに味の特徴を聞いたうえで、マッチする料理や気分、シーンに合わせて最適な一杯を選ぶのがいいだろう。次回は「デキる男は『グラス』にこだわる」をテーマに記事をお届けしたい。